特別展「慶念坊とその時代展」のお知らせと学習会のご案内

2018年8月2日

特別展「慶念坊とその時代展」開催中

 

慶念坊は現在の和賀町山口出身で、幕末から明治時代のはじめにかけて、現在の宮城県涌谷町を中心に子どもの救済につくした浄土真宗の僧です。

当時、農民は飢饉や厳しい年貢のとりたてなどによって貧しい生活を強いられました。その貧しさゆえに、「間引き」と称して子どもを殺す親が多くいました。

慶念坊はそのような惨状に心を痛め、貧しい農民の子どもを引き取り、53人もの命を救いました。

 

今回展示している明治6年に書かれた「正定坊教念一代之略縁記」は、慶念坊の生涯を伝えるものとしてはもっとも古い記録です。

この中でも、慶念坊が強い信念をもって、子どもの救済に奔走していたことが記されています。


特別展では、明治維新前後の動乱の時代に地方の農村でどのようなことが起こっていたのか、親鸞の教えを胸に駆け抜けた慶念坊の生涯を通して伝えています。

今年は明治維新から150年となる節目の年です。この機会にぜひご覧ください。

 

 

慶念坊を学ぶ会参加者募集

 

慶念坊の生涯や功績を学び、ゆかりの地について理解を深める全2回の学習会です。

◆ 第1回目

平成30年8月26日(日)11:30~15:00

内容:博物館で開催中の特別展について、展示を担当した学芸員による解説を行ったあと、慶念坊の大好きだったお餅をみんなでいただきます。

   (毎年慶念坊の命日である7月5日には、涌谷町で慶念坊を偲ぶ「餅供養」がおこなわれており、今回はその餅供養を北上でも行う試みです)

   午後は和賀町史談会会長の菊池國雄氏、涌谷町文化財保護委員長の櫻井信孝氏をお招きし、座談会を行います。

 

◆ 第2回目

平成30年9月2日(日)8:30~17:00

内容:1回目の参加者を対象に、慶念坊が活躍した地を訪れます。

 

おはか.png

   ↑赤子養育の拠点とした阿弥陀堂跡地のすぐ横に建てられた慶念坊のお墓

 

 

顕彰碑.png

   ↑「わくや天平の湯」敷地内に建立された顕彰碑

 

学習会は2回ともご参加いただける方を優先します。

定員は25名で、満了しだい受付終了となります。

参加費はおひとり様2000円です。

 

みなさまのご参加をお待ちしています。

関連ワード

お問い合わせ

博物館
電話:0197-64-1756

PDFファイルをご覧いただくには、Adobe Reader(無償)が必要です。お持ちでない方は、Adobeのサイトからダウンロードしてください。