農林業

最終更新日2009年07月09日ページID:0003914 印刷用ページ

おひさま日記 7月2日 雨 のち くもり

大人の遠足


今日は、“楽しく野菜栽培基礎コース”と、“じっくり農家実習コース”が
合同での校外研修。農作業はお休みで、バスで出かけてきました♪

午前4時30分という早朝の集合にもかかわらず、みなさんきちんと集まってくださいました。
前回、“出発時刻になってもいらっしゃらない場合は置いていきますよー”
と言ったのが効いたのでしょうか。

目的地は盛岡市中央卸売市場。
水産物のせりは午前6時に始まります。
見学にあたっての注意事項を聞いてから、帽子をかぶり、長靴をはいて、いざ卸売場へ!
 
水産物のせりの様子 
“せり人”の元気な声が飛び、価格が決まっていきます。
帽子の前に数字の札を付けているのは仲卸業者さん、黄色い帽子はスーパーや魚屋さん
せりにかけられた魚 
せりにかけられた魚 
せりにかけられた魚 
1s当たりの単価で取り引きされます。中には高くてなかなか買い手がつかなかったものも。
インドネシアやパラオから来た魚もあるそうです。 
 
水産物のせりの様子 
今日は海が荒れたため、いつもの半分ぐらいしかないとのことでした。
カツオは4分の1の量。ということは・・・価格が上がるということです。

お次は午前6時45分開始の青果物のせりへ。  
青果物のせりの様子 
せりにかけられた野菜 
せりにかけられた野菜 
せりにかけられた野菜 
買い手が決まった分はどんどん運ばれていきます。
市場内を走るフォークリフトは、ほとんどが排気ガスを出さない電気式。とても静かです。

せりの後はバナナ室を見学。
青いバナナが黄色く熟す秘密を教えていただきました。
最後に、市場の役割や食料自給率などについて勉強し、やっと待望の食堂での朝食♪
広〜い市場の中を歩いたので、お腹が空きましたね。(床面積は87,216u!)


市場を後にして、紫波フルーツパークへ出発。
1.8ヘクタールの敷地に、ぶどう、りんご、さくらんぼ、ブルーベリーなど
7品目が栽培されています。
最初にご担当の方から、ぶどうの栽培についてご説明いただきました。
こちらでは、ぶどう狩りができる生食用と、ワイン用とが栽培されています。
赤ワインでおなじみの、カベルネ・ソーヴィニオンなど難しい品種にも挑戦しているそうです。
ブドウ棚  
ブドウ  
薬剤散布の基準が厳しいことや、
粒がそろった房にするために手作業で何度も摘花や摘果を行う必要があることなど
手抜きのできない、ぶどう栽培の難しさを教わりました。
15年になるご担当者でさえ、毎年悩むとのこと。
「手がけた人の性格が出る」とおっしゃっていました。
当講座の講師がよく言う「野菜は作った人に似る」と同じですね。

こちらではワイナリーもあり、100%地元産の「紫波自醸ワイン」をつくっています。
栽培農家ごとにタンクを分けて醸造。
将来的には生産者の名前が入ったワインを出したい、とお話されました。
ワイナリー内のタンク 

紫波フルーツパークでは“さくらんぼ狩り”ができます。
9日間という短期間なのですが、この校外研修の日にバッチリ当たりました!
(残念ながら、この日記が公開されるときには終了しています。)
完全予約制で、時間無制限の食べ放題♪
サクランボ  
さくらんぼの木。種類の違うさくらんぼが並んでいます。
 
サクランボ 
サクランボ 
まさに鈴なり。真っ赤に熟して、ちょうど食べ頃です。
みなさん、そのおいしさに感激していました。 

ブルーベリー 
ブルーベリーも色付いていました。 
 
 
今回は、Jさんにインタビューしました。
「市場には初めて入りました。新鮮な水産物を目の当たりにして興味深かったです。大型店は直接買い付けているということがわかりました。今日はさくらんぼ狩りがよかったです。岩手でやっているところがあるなんて知りませんでした。すごくおいしかった。圃場実習の方は、毎回楽しみに通っています。先生の話も面白いですね。高齢者と接する仕事をしているのですが、ここで覚えたことを生かし、職場で高齢者のみなさんに野菜作りを経験させたいと思い描いています。」軽い気持ちで申し込んだけれど周りは本格的な人ばかり・・・と謙虚なJさん。“基礎コース”なのですから、どうぞお気になさらず、楽しんでくださいね。

受講生のみなさん、大人の遠足はいかがでしたか?
(筆者は翌日眠かったです・・・)
市場見学は、子どもはよく行くそうですが、大人は珍しかったそうですよ。

次回はアスパラガスの農家実習。
3週続けて二つのコース合同での実施です。



◆◇◆ マメマメ知識 〜食料自給率〜 ◆◇◆

 盛岡市中央卸売市場で教わったことをご紹介します。
 日本の食卓に多く登場するカレーライスとそば。どちらが自給率が高いかご存じですか?答えは、約67%のカレーライス。そばは20%以下だそうです。農林水産省のデータによると、19年度の品目別自給率は、米94%、小麦14%、じゃがいも77%、大豆は5%・・・。日本の代表的な調味料である、しょうゆは、なんと、0%だそうです。原材料は輸入されているんですね。
 また、日本人一人当たりの1日の供給カロリーは約2,600kcalで、摂取カロリーは約1,900kcal。ということは、4分の1に当たる約700kcalは捨てられているということです。コンビニエンスストアのお弁当類の廃棄が話題になりましたが、身近なところから“もったいない”をなくしたいものですね。

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このページの情報に関するお問い合わせ先
農林部 農政課(内線5112〜5119、5121)
電話番号 : 0197-64-2111  ファクス番号 : 0197-72-3300
メールアドレス : nousei@city.kitakami.iwate.jp
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