「新しい生活様式」における熱中症予防(令和2年6月1日更新)

~「新型コロナウイルスを想定した『新しい生活様式』」における熱中症予防~

 令和2年5月4日の新型コロナウイルス感染症対策専門家会議において「新型コロナウイルスを想定した『新しい生活様式』」が示されました。新型コロナウイルスの出現に伴い、今後は、一人ひとりが感染防止の3つの基本である1.身体的距離の確保、2.マスクの着用、3.手洗いや、「3密(密集、密接、密閉)」を避ける等の対策を取り入れた生活様式を実践することが求められています。  

 このように、今夏は、これまでとは異なる生活環境下で迎えることとなりますが、一方で、例年以上に熱中症にも気をつけなければなりません。十分な感染症予防を行いながら、熱中症予防にもこれまで以上に心掛けるようにしましょう。

 なお、「新型コロナウイルスを想定した『新しい生活様式』」を進めていく上での熱中症のリスクについては、必ずしも科学的な知見が十分に集積されているわけではありませんが、特に心掛がけていただきたい熱中症予防行動について取りまとめています。

熱中症は気温などの環境条件だけではなく、体調や暑さへの慣れなどが影響して起こります。
気温が高くない日でも、湿度が高い・風が弱い日や、体が暑さに慣れていない時は注意が必要です。

出典:「熱中症_ご存知ですか?予防・対処法」(環境省作成)、「熱中症予防カード」(環境省作成)

熱中症予防行動の留意点

「新しい生活様式」における熱中症予防行動のポイント

 夏期の気温・湿度が高い中でマスクを着用すると、熱中症のリスクが高くなるおそれがあります。このため、屋外で人と十分な距離(少なくとも2m以上)が確保できる場合には、熱中症のリスクを考慮し、マスクをはずすようにしましょう。

注釈)屋内運動施設での運動は、新型コロナウイルス感染症のクラスター(集団感染)のリスクが高いことから、お住まいの自治体の情報に従いましょう。

  マスクを着用している場合には、強い負荷の作業や運動は避け、のどが渇いていなくてもこまめに水分補給を心掛けるようにしましょう。

 また、周囲の人との距離を十分にとれる場所で、適宜、マスクをはずして休憩することも必要です。

  新型コロナウイルス感染症を予防するためには、冷房時でも換気扇や窓開放によって換気を確保する必要があります。この場合、室内温度が高くなるので、熱中症予防のためにエアコンの温度設定をこまめに調整しましょう。

  日頃の体温測定、健康チェックは、新型コロナウイルス感染症だけでなく、熱中症を予防す
る上でも有効です。体調が悪いと感じた時は、無理せず自宅で静養するようにしましょう。

  3密(密集、密接、密閉)を避けつつも、熱中症になりやすい高齢者、子ども、障害者への目配り、声掛けをするようにしましょう。

従来からの熱中症予防行動の徹底

  • 暑さを避けましょう。
  • 室内の温度・湿度をこまめに確認し、適切に管理しましょう。
  • 外出時は天気予報や「暑さ指数(WBGT)」を参考に、暑い日や時間帯を避け、無理のない範囲で活動しましょう(WBGT は環境省ウェブサイトで提供:https://www.wbgt.env.go.jp/)。
  • 涼しい服装を心掛け、外に出る際は日傘や帽子を活用しましょう。
  • 少しでも体調に異変を感じたら、涼しい場所に移動し水分を補給してください(急に暑くなった日や、久しぶりに暑い環境で身体を動かす際には特に注意が必要です。)。
  • こまめに水分補給をしましょう。
  • のどが渇く前に、こまめに水分補給をしましょう(一般的に、食事以外に1日当たり1.2Lの水分の摂取が目安とされています。)。
  • 激しい運動、作業を行ったとき、多くの汗をかいたときは塩分も補給しましょう。
  • 暑さに備えた体作りをしましょう。暑くなり始めの時期から適度に運動(「やや暑い環境」で「ややきつい」と感じる強度で、毎日30 分程度)を心掛け、身体が暑さに慣れるようにしましょう(暑熱順化)ただし、その際は水分補給を忘れずに、無理のない範囲で実施してください。

注釈)特に、熱中症になりやすい高齢者、子ども、障害者の方々は、より注意する必要があります。周囲の方からも積極的な声掛けをお願いします。

こんな日は熱中症に注意

・気温が高い

・湿度が高い

・風が弱い

・急に暑くなった

暑さ指数を確認しましょう

暑さ指数(WBGT)は、熱中症を予防することを目的として1954年アメリカで提案された指標です。
人体に与える影響の大きい『湿度』、『日射等からの輻射熱(黒球温度)』、『気温』の3つを取り入れた指標です。
気温と異なり人体と外気との熱収支に着目した指標で、労働環境、運動環境の指針としてISO等で規格化され、作業や運動の度合いに応じた暑さ指数の基準値が示されています。

環境省「熱中症予防情報サイト」(外部サイトへリンク)では、観測値、予測値が掲載されていますので、暑さ指数を活用して熱中症を予防しましょう。

「熱中症予防情報サイト」では4月から10月まで情報提供が行われる予定です。

こんな人は特に注意

・肥満の人

・体調の悪い人

・持病のある人

高齢者

幼児

・暑さに慣れていない人

高齢者、幼児の注意点

高齢者の注意点

・のどが渇かなくても水分補給をしましょう。

・部屋の温湿度をこまめに測りましょう。

・温湿度に対する感覚が弱くなるため、室内でも熱中症になることがあります。

幼児の注意点

・地面に近いほど気温が高いため、大人以上に暑い環境にいます。

・体温調節機能が十分発達していないため、特に注意が必要です。

熱中症の予防法

・こまめに水分・塩分を補給する。

・暑いときには無理をしない。

・日傘や帽子を活用する。

・涼しい服装をする。

・こまめに休憩する。

・日陰を利用する。

・室内でも温湿度を測る。

・体調の悪いときは特に注意する。

作業時の注意

  1. 体調が悪い日は作業を行わないようにする。
  2. 日陰を確保して一定時間ごとに必ず休憩を取る。
  3. できるだけ2人以上でお互いの体調を確認しながら作業を行う。
熱中症の症状

軽症:めまい、立ちくらみ、筋肉痛、汗が止まらない

中等症:頭痛、吐き気、体がだるい(倦怠感)、虚脱感

重症:意識がない、けいれん、高い体温である、呼びかけに対し返事がおかしい、まっすぐ歩けない、走れない

熱中症になった時の処置

意識がある、反応が正常な時
 涼しい場所へ避難させる衣服を脱がせ身体を冷やす水分・塩分を補給する
 (注意)水を自力で飲めない、または症状が改善しない場合は直ちに救急車を要請

意識がない、反応がおかしい時
 救急車を要請する涼しい場所へ避難させる衣服を脱がせ体を冷やす医療機関に搬送する

7~8月は熱中症予防月間です

熱中症に罹る人が急増する7月1日~8月31日を熱中症予防強化月間と設定しています。

この期間は熱中症のリスクが高まりますので、特に注意しましょう。

熱中症は、一人ひとりが正しい知識を持つことで、防ぐことができます。

【参考】環境省「熱中症予防強化月間」(外部サイトへリンク)もご覧ください。

この記事に関するお問い合わせ先

健康増進課 健康係


〒024-8501
岩手県北上市芳町1-1健康管理センター
電話番号:0197-72-8295
メールでのお問い合わせはこちら
このページに関するアンケート

より良いウェブサイトにするために、このページのご感想をお聞かせください。

このページは探しやすかったですか



探しにくかった理由は何ですか(複数回答可)



このページの内容は分かりやすかったですか



分かりにくかった理由は何ですか(複数回答可)



更新日:2020年05月01日