「50年後にも残したい・伝えたい北上市」写真大募集(3月20日更新)
次の50年に向けた“みんなでつくる特別展”
なつかしい北上の姿を未来へ伝えたい
博物館は来年、開館50周年を迎えます。
昭和48年(1973)、岩手県内陸部では初となる本格的な博物館として立花に開館した当館は、北上川流域の自然と文化をテーマに歴史、民俗、自然史資料の収集と調査研究に努めてきました。
来年度の特別展は、博物館が開館してから現在までの50年間の歩みを振り返るとともに、これからの50年に向けた展示も行いたいと考えています。
そこで、市民の皆さんからこの展示に使用してもよい「50年後にも残したい・伝えたい北上市」の写真を大募集します。
大企業の進出や宅地造成、学校の統合や施設の改築など、北上市の様子はこの50年間で大きく変わったところもあります。反対に、いつまでも残していきたい伝統芸能や豊かな自然も当市の魅力です。
そのような場所や行事の思い出を博物館で共有しませんか。皆さんからお寄せいただいた写真はデジタルデータに変換し、展示や歴史研究に活用します。
皆さんのお宅のアルバムに、50年後にも残したい・伝えたい北上市の写真があれば博物館までお知らせください。博物館がタイムカプセルとなり、未来へ残します。
写真原本は必ずお返しします!
博物館に提供してもよい写真がありましたら、電話もしくはこのページ下部にあるお問い合わせフォームからお知らせください。
写真を博物館に持ってきていただくか、たくさんの場合は学芸員がご自宅まで伺います。その際、写っている風景や人物、場所、時代についてお話を伺います。
博物館にて紙焼き写真をスキャンしたのち写真原本はお返しします。
募集について
- 写真は現像したものをご提供ください。デジタルカメラで撮影したものは、データのみの提供でもかまいません。
- 北上市(合併前の和賀町、江釣子村を含みます)で撮影した写真に限ります。
- 昭和50年代から平成・令和にかけてのおよそ50年間に撮影された写真を募集しますが、もしそれより古い写真があれば拝見したいので併せてお知らせください。
- 活用にあたっては提供者様の同意が得られた範囲内で行います。
- 令和5年6月末で募集を締め切ります。
このような写真が集まりました(2023年3月20日更新)


コロナ禍で縮小する前までは、展勝地さくらまつりの一環で北上川にこいのぼりが泳いでいました。また、展勝地レストハウス裏手の入り江に係留されているひらた船が、かつてこのように帆を掲げた姿をみせていたことも今となっては懐かしいものです。
北上市内で撮影された、街並みや人々のくらしの様子がわかる写真をお持ちの方はぜひ博物館までお知らせください。
また、旧市民会館や移転前の済生会病院、アーケードが撤去される前の商店街の様子、かぎやデパートやエンドー、ヨーカドー、黒沢尻南高校、北上農業高校などの写真をお持ちの方もご協力いただければ幸いです。実際に働いていたことのある方のエピソードもお寄せください。
市民の皆さんと一緒に50周年特別展を作りたいと思います。
どうぞよろしくお願いします。
更新日:2023年03月19日