定例記者会見・平成30年1月

平成30年1月9日(火曜日)の定例記者会見

とき:午前11時~12時

ところ:市役所本庁舎2階庁議室

1 利根山光人記念美術館開館20周年記念「利根山光人記念大賞展」審査結果について (説明:まちづくり部生涯学習文化課)

2 北上市建築物最適化計画スタートアップ市民集会の開催について (説明:財務部財政課)

3 北上市近未来政策研究所の立ち上げにについて (説明:企画部政策企画課)

4 石垣市との人事交流について (説明:企画部総務課)

 

市長から

 今回は4件です。1件目は利根山光人記念美術館20周年記念「利根山光人記念大賞展」です。12月20日(水曜日)に審査を行い入賞作品が決定しました。表彰式は2月24日(土曜日)11時30分からです。4月には入賞作品の作品展を開催します。市内の中学生にも頑張ってもらい、審査員の皆さんから特別賞として江釣子中学校美術部と北上中学校が選ばれたということは大変良かったと思います。2件目は北上市建築物最適化計画スタートアップ市民集会の開催についてです。現在、北上市が抱えている公共施設は北上市の規模に対して少し多いのではないかということで、それを市民の皆さんと知恵を使って考えていき、複合化をしたり別な用途に活用したりするという試みです。1月31日(水曜日)午後6時30分から市民交流プラザ催事場で開催する予定になっています。3件目は北上市近未来政策研究所の立ち上げです。これは庁内のシンクタンクですが、今まで政策推進会議等で政策については形成をしていきましたが、さらには全体の北上市の総合計画等について、市の基本構想と審議会、あるいは前段階である北上市未来創造会議で案を作っていただいていました。10年の計画あるいは5年の計画ということでスピード感や一つの重要な課題の掘り下げについてはウィークポイントだと思っていました。それに対応する組織として改めて北上市近未来政策研究所なるシンクタンクを立ち上げて1月1日にスタートしました。副市長をトップにした組織です。4件目は石垣市との人事交流です。昨年秋に兼久さんが石垣市から1カ月間研修に北上市へいらっしゃいました。今度は1月に開催される石垣島マラソンなどの期間に合わせて堀田紋世さんが市から石垣市へ行きますので紹介させていただきます。

 

利根山光人記念美術館開館20周年記念「利根山光人記念大賞展」審査結果について (説明:まちづくり部生涯学習文化課)

 12月20日に審査会議を行いました。先ほど実行委員会を開催し、結果内容などを報告しました。審査委員は尾崎正志さん、藁谷収さん、戸村茂樹さん、及川諄子さんです。応募点数は51点、出品点数は49点、当日2点の辞退がありました。出品者数は34人。審査結果は大賞1点に渡邊加奈子さん(東京都)。準大賞2点に宮嶋結香さん(東京都)と阿部夏希さん(岩手県)。特別賞は3点と2団体です。個人は、鈴木紗綾香さん(埼玉県)と門馬英美さん(千葉県)と油井京佳さん(福島県)、また、審査員の方々から特別に、江釣子中学校美術部、北上中学校が選ばれました。北上中学校に美術部と付いていないのは、授業中に製作したものです。子どもたちにこれからも続けてほしいということで、励みになって欲しいと特別賞に2点増えたものです。そのほか、諄子美術館賞1点が追加となりました。これは諄子美術館で個展を開く権利を与えるというもので、見崎彰広さん(東京都)です。ほかに入選37点です。表彰式は2月24日(土曜日)午前11時30分から正午まで、ホテルシティプラザ北上で開催します。入賞入選作品展は4月1日(日曜日)から5月31日(木曜日)まで利根山光人記念美術館、北上市民交流プラザ等で展示をしたいと考えています。

 

北上市建築物最適化計画スタートアップ市民集会の開催について (説明:財務部財政課)

 北上市は現在、北上市建築物最適化計画の策定を進めています。この中で公共建物がどれくらいあればいいのか、これから人口が減っていく中で、例えば統廃合など複合化ということでレベルアップしていきながら、総量としてどのくらいを検討していけばいいのか、市民の皆さんと共に考えていきたいと進めています。1月31日(水曜日)午後6時30分から市民交流プラザ催事場で行います。対象者は市民の皆さん100人程度を想定しています。内容は、オープニングトークに「北上市の公共施設の現在、未来」ということで状況報告をします。講演1では「公共施設を賢く使うまちづくりの工夫」ということで、国内でも先進市となっている習志野市の吉川清志さんを講師にお招きし、事例の講演をしていただきます。講演2では「公共施設のリノベーション」というタイトルで、日本大学生産工学部教授の広田直行先生をお招きし、公共施設のあり方について講演していただきます。そのほかに、市の計画の策定のスタートアップへの勉強会ですので、仮称ですが「公共施設を考える市民会議」を作っていきたいと考えています。市民集会の参加者の中から20人程度希望を募り、3回程度の開催を予定しています。今後のルール作りを考えていただきたいと思っています。

 

北上市近未来政策研究所の立ち上げについて (説明:企画部政策企画課)

 1月1日に庁内のシンクタンク機能を強化するため、北上市近未来政策研究所を設置しました。目的として市政に関する中長期を展望した精度の高い政策を創出し、地域の活性化と住民福祉の増進に寄与したいというものです。目先の課題に追われることが多いので、中長期的に将来何が必要かということを掘り下げて研究していくため研究所を設置しました。機能として、行政課題解決に向けた政策研究、特定課題に関する調査・分析、職員の政策形成等調査研究に関する支援の3つを持ちます。研究所自体でも調査研究しますが、庁内の職員たちの政策形成能力の強化ということも担っていこうというものです。組織体制は所長を副市長、副所長を企画部長、主任研究員を企画部政策企画課長、研究員を企画部政策企画課職員となっていますが、今年度新設した、政策マーケティング係が担っていくというものです。盛岡市では既に研究所としてはありますが、県立大学の中に設置されていますので、庁内に設置というのは県内で北上市が初です。外部連携として特定課題に応じて外部の大学の先生や、学識経験者や協定を結んでいる県内市内の金融機関等と連携しながら研究を進めていきたいと思っています。例えば、先行する自治体では、庁内の若い職員が集っていろいろな課題を研究していき、その中から市の情報を提供するアプリを生みだされたという例もあるようです。そのような普段の仕事にとらわれない自由な発想で、市の必要とする課題を研究をしていきたいと思います。

 

石垣市との人事交流について (説明:企画部総務課)

 平成28年9月に両市で締結した協定書に基づき、沖縄県石垣市との職員交流を行います。2年目です。派遣の目的は、両市の一層の交流と理解を深めるために職員交流を実施するものです。派遣職員は、保健福祉部健康増進課健康係、管理栄養士の堀田紋世です。派遣期間は1月16日(火曜日)から2月15日(木曜日)までの1カ月です。前回も同じような期間で派遣をさせていただいています。主な交流内容は、食生活改善事業ということで石垣市の健康福祉センターに勤務する、あるいは石垣島マラソンやロッテキャンプを担当している石垣市企画部の中にある企画部スポーツ交流課で勤務することになると思います。細かい業務については決まっていないところもあります。帰ってきた後には3月中旬になりますが、内部成果発表会を開催する予定です。

 

質疑などその他

/利根山光人記念大賞展の入選・入賞につきまして、実行委員も一旦一区切りを迎えたということで、今回のコンクールの総括をお願いします。
→昨年末から1年がかりで取り組んできました。今まで利根山光人記念美術館の大賞展と大作をやってきましたが、今回は版画ということで、ある程度版画の絵の大きさを規定させていただきました。できれば若手の人たちが、これを起点にしてさらに伸びていくものにしようとしてきました。参加した皆さん方は新進気鋭な人たちですし、その中に中学生も入ったということで、これをきっかけに一歩次のステージに上がってもらうきっかけになればと思います。

/北上市近未来政策研究所について、これまでの体制の中では同じようなことはできなかったのか、あえて庁内シンクタンクとして新たに設置した理由は。予算について別枠に予算を取っているのか、それとも現在の政策企画課の予算の中で運用するのか。盛岡市のまちづくり研究所では県立大学と提携していますが、大学、学識経験者、金融機関と外部連携をしていくというお話でしたが具体的にどういったことを連携していくのか。
→これまで職員が自発的に研究を進めるという取り組みはありました。今回研究所として組織として立ち上げることによって、今までは課題を見つけた職員がということでしたが、これを市全体の組織として位置付けることで政策を研究所していきたいと立ち上げました。予算については、研究所のために予算を何百万と取っているわけでは無く、今までの予算です。大学等の連携ですが、今年度の立ち上げ前にシンクタンクについて庁内で勉強会を開催しました。関東方面から大学の先生をお招きして講義をしていただき、今もその先生には時々アドバイスをいただいています。他の研究所などでは契約をしてアドバイザーとしてお願いしている場合がありますが、今お願いしている先生が関東の方ということで、そのままでいいのか、地元の人で誰かいらっしゃるのかを探し、どういう形態がいいのかを検討しているところです。アドバイザー契約というところまでは至っていません。

/実際政策マーケティング係に職員はいると思いますが、これまでの仕事の内容と違うのか。現在持っている仕事を持ったまま調査研究等に携わるのか、仕事の内容が違ってくるのか。政策マーケティング係には何人の職員がいらっしゃるのか、全員研究員として所属する体制にするのか。
→政策マーケティング係を立ち上げた時から、この研究を目的としていた部分があります。政策マーケティング係ではこの調査研究の部分と広聴の部分を担当しています。政策マーケティング係の仕事の大きな部分として、この政策研究という所を位置付けています。体制として現在2名所属しており、そのまま研究員となります。政策マーケティング係だけでなく、庁舎の関係部課の職員も巻き込んで新たな課題の掘り起しと調査研究をしていきたいと思います。係としては2名ですが、実際の研究の時には担当する部署の職員も関わって、ワークショップ等で研究を進めていくことを考えています。組織を作ったというよりはプロセスを明確にしたというのが主たる目的です。それによって機能を強化したということです。

/せっかく所長(副市長)がいらっしゃるので、所長としてこういうことをやっていきたいということ、当面やるべき事の課題をいくつか。
→中長期の展望をした場合、我々は総合計画という大きな柱立てをしながらやっていますが、今ある行政組織がかみ合っているのかというと課題があります。いわゆる縦割りという言葉がよく言われますが、そこに横串を刺していかないと、政策は実現できないと思います。一つの問題課題を深堀りするために、このような組織が必要になってきます。私がトップということですが、今ある組織を横断的に研究させる立場として進めていこうと思っています。
 長期課題といえば人口問題が一番大きいと思いますが、いかに定着させるかが一番の大きな課題で、そこには子育ての問題や産業の問題、市民生活の問題があると思いますが、間口が広すぎます。今の組織では、どこか一つの課に担当させたとしても解決しない。そこは一つ横串を入れて深堀をしていきたいというのが狙いです。どうしても間口の広い政策になっていますので、「安心して子育てをしよう。では具体的にはどうしていくのか」ということの研究が必要だと思います。何らかのきちっとした政策にしていきたいと思います。

/研究してから実際に政策に活かすための過程というのは今までと違うのですか。
→一つの研究成果を意思決定機関に提案していく中で、市長をトップにした政策推進会議で決定をします。あくまでもこちらは研究・提案をしていくということです。
 2、3年かけて総合戦略を作ってきましたが、その中で見えてきた課題を解決するための機能ということです。
 どうしても思いつきや他の都市の流れに目が行きがちで、そういう案を作りがちなのですが、本当に北上市に必要なことは何なのか、やれることは何なのかをもっと掘り下げたいと。

/ここでは政策マーケティング係の職員が研究員のような形でやるようになっていますが、実際には必要に応じていろんなところからやる気がある職員を集めるということか。
→もちろん関係課がありますので、そちらの職員を引っ張り込んで研究させるなど柔軟にやっていきたいと思います。

/研究所が動き出してから、取材はできますか。
→これから動くので、改めてご案内します。

/研究所内で定例会議はありますか。
→まだ想定していません。まずはテーマを選定し、そこでどういうアプローチをしていこうかという所をこれから探っていきたいと思っています。ちなみに研究所が主体に取り組んだことではありませんが、現在、教育委員会では子どもの貧困の調査等を行うということで取り組んでいますが、ここにも政策マーケティング係が参画しまして、庁内のいろんな視点で調査をしていこうということでやっております。

/先ほど副市長が話していた、人口問題、定住対策ですが、近々の課題として最初に取り組みたいことは、その辺なのでしょうか。
→まだそこまで決めていません。将来先にあるのは人口をキッチリ押さえていくことだと思うので、そのために何が必要かとテーマを選んでいくということだと思います。何に絞るかはこれからだと思います。やらなければならないことはいっぱいありますが、まず今年はこれをやってみようというのはこれからです。

/従来の縦割りでは、うまく解決しなく、組織の役割分担で終わってしまうということか。
→スピード感がありませんでした。お互い遠慮したり、自分の守備範囲というものが仕事をしていると出てきますので少し横串を入れようということです。

/連絡を取れる組織を作っていこうということですか。
→そうです。

/基本的に何年か先の計画を立てるためのものですか。ずっと継続していくものなのですか。
→課題によっては翌年度の予算に反映できるものもあれば、3年ぐらいかけてじっくりやるものも出てくると思います。その課題を絞って調査研究してもらおうというものです。

/外部の大学、学識経験者というのは随時その課題に応じて意見を、アドバイザー的な役割ということでいいのですか。
→今はそのような想定ですが必要に応じて年間を通じたアドバイザーという方を単独でお願いをすることもあり得るのではないかと、そこはどういう方向が良いのか考えています。

/常駐で外部の方を誰か専任で置いてということではないのか。
→それは想定していません。年間を通して、例えば月に1回来ていただき、我々が1カ月間やっていたことをチェックしていただいてアドバイスをもらうというようなことはあるかなと思います。

/庁内自治体の内部組織ということですが、市民意見を反映させるという仕組みはあるか。
→政策を形成していく過程において、市民の意見やニーズや意見は聞かなければならないと思いますので、これは当然参画が出てくると思います。住民といかに膝を交えていけるかが大事だと思います。

/建築物最適化計画について、市内に公共施設はいくつあるか。
→今、実際に公共施設の劣化調査をやっていますが、箱物の数ですと403施設あります。学校ですと高学年棟、中学年棟、低学年棟もあったり、体育館があったりしますので、箱物は403施設でが、棟数は883棟です。

/それは学校や公民館など全部含めて883棟ですか。
→はい。

/最適化計画は多分県内各所の自治体で進めていると思うが、その統廃合の順序など難しいところが今後出てくるのでは。現状の維持管理で年間どれくらいかかっていて、将来的にこのままではどのくらいの負担になっていくという数字は出ているのか。
→平成28年度までにインフラ資産マネジメントに関する基本計画を作っています。その中で把握をしていますが、おおよそ、建築物に関してですが平均10億円をかけています。実際には今後、今の施設を全部維持していくと毎年22億円必要であろうということです。ますます老朽化が進みますのでこれをどうしていくのかが、この計画の課題です。

/維持管理費で22億円か。
→更新や修繕コストも含めて年平均22億円かかるであろうということです。建て直しがあった場合、その年にはコストがとてもかかる年もあるでしょうし、修繕のみという年も出てくるので、そういったものを平均にならした場合にそれくらいかかるであろうという計算です。

/22億円は何年度以降ですか、これからですか、将来的にということですか。
→実績から見て将来的にずっとです。今の施設がずっとあれば、かかるであろうと思います。

/現在は10億円ですか。
→現在の予算の中で平均して10億円程度です。

/これは議会からの提言を受けて集会をやるということでしょうか。
→計画は検討していて準備を進めていました。確かに議会の方から市民と意見のキャッチボールをしながら、という提言をいただきました。更に一工夫を加えて市民とそのような形を取るのは何が良いのかと考え、今回スタートアップということで一度このような勉強会を開き、その中でも関心ある方と市民会議という形でルール作りをしていきたいです。最初にスタートアップの勉強会を行おうとするものです。
 実際に案ができてから市民の皆さんと協議をしたのでは、参加したという感じがないのではと。最初のルール作りから現状を知っていただき、どのようなルールで今後の公共施設をゼロから一緒になって考えていくということが必要ということで、スタートアップの市民集会を開くものです。

/市民会議というのは何人程度の組織を考えているのか、どの程度踏み込んだルールを作っていこうと考えているのか。
→市民会議は20人程度と考えています。当然希望された方が多ければもう少し広げることも考えています。そのルール作りですが、統廃合や複合化となると利害関係がどうしても出てきます。その場合、行政側から「こういったような、総量としてはこれくらいで、このように統廃合していこう」という案を作ることはできるのですが、行政からの一方的なイメージになってしまいます。その時に市民の皆さんから「このようなところは重大な視点としてみてください、このようなことは考慮してください」例えば「計算をする場合どのような手順で決めていったら」ということの意見をいただければと思います。最終的には公共施設ですので、行政側として計画を作らざるを得ません。その時にできるだけ市民の皆さん方々からのご意見、このようなサービスは絞ってもらっては困りますなど、伺いながらガイドライン的なものを作っていきたいと思います。

/この中に学校統廃合なども入って来るのですか。
→視野の中には統廃合も考えざるを得ないと思います。

/ルール作りと言っても色々な意見があって最終的には行政が言わざる得ない自治体を見てきましたので、まずは住民の意見をきちんと把握したうえで対応を考えるということを含めてのルール作りですね。
→その通りです。

/目的の公共施設の概念というお話しですが、この北上市で対象883棟の公共施設とありましたが、市有の施設と捉えていいのですか、公共というともっと幅広く市民が集まる所と考えられますが、公共施設というと市営でないものも含まれるのでは。
→この中では市の建物です。道路や橋などは、含めていません。

/最適化計画の中に近未来政策研究所は関わるのですか。
→研究所のテーマ設定はこれからです。当然重要なテーマだと考えていますが。

/人口問題にも関わってくるところだと思いますが。
→まだ人口問題にいくということは決まっていませんので。これからです。

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更新日:2019年02月28日