定例記者会見・平成30年11月

平成30年11月6日(火曜日)の定例記者会見

とき:午前11時~11時50分

ところ:市役所本庁舎2階庁議室

1 中小企業への人材確保の支援について (説明:商工部産業雇用支援課)

2 平成30年度北上市景観賞決定について (説明:都市整備部都市計画課)

 

市長から

 1件目の中小企業への人材確保の支援については、ご承知の通り北上市周辺への企業集積が進むにつれて人材確保が大きな課題として浮かび上がってきています。それに向けて新年度予算を待っていられないということで、9月補正予算で中小企業の人材確保を支援しようということで、予算を通していただいたのでさっそく実行しようということです。女性向けの事業は当初予算で実施していましたが、今回中小企業のために新たに加えて実施しようというものです。詳しくは担当から説明させていただきます。

 2件目は平成30年度北上市景観賞の決定です。景観賞については継続して実施していますが、道路などの公共空間と住宅などの私的空間の間のデザインということで優れたものに景観賞を贈呈しています。今年度は応募が2件と若干少ないですが、現在北上市内でも新しい建築工事あるいは改修工事等が進められているので、今後増えてくるものと期待しています。本日はこの2件よろしくお願いいたします。

   

中小企業への人材確保の支援について (説明:商工部産業雇用支援課)

 北上市中小企業のためのUIターン定住促進事業補助金について説明させていただきます。中小企業では、人材確保に充てる社員は通常、他の業務をしており、なかなか人材確保に人を充てこめず、採用も苦戦しているという声を伺っています。当市の有効求人倍率は、直近の9月末現在のデータでは1.87倍です。今後も少子化や、高校から大学などへの進学率の高まりにより高校新卒者の減少が見込まれるので、それ以外の人材を確保するという方向性も模索しなければならない状況です。UIターンなどの推進によって市外からの人材を呼び込むことを考えた事業展開です。昨年度、女性UIターン定住促進事業補助金という同様のスキームの補助金をスタートしましたが、企業の皆さんの声を聞くと、性別を問わない形での展開を要望されることが多かったので、人材確保を進めるための支援策として9月補正予算に計上し、認めていただいた内容です。補助の対象者は、女性UIターン定住促進事業補助金の場合は満20歳から満49歳としていましたが、今回の中小企業向けの補助金では、満20歳から満64歳までで性別を問わず市内の中小企業に就職しようとする皆さんとしています。2つの補助メニューがあり、1つは採用試験を受けるための交通費助成です。北上市までの移動にかかった交通費の2分の1、上限額2万円を助成しようとするものです。もう1つの引っ越し費用は、一律に上限を10万円、補助率を2分の1と定めています。参考までに昨年度の女性UIターンの関係で補助金を活用した人は交通費1人、引っ越し費用2人という状況でした。今回この事業を広く周知していただき有効に活用していただきたいと考えています。なお、基本的に官公庁等の公務に就職する場合は該当しません。大学等の新規学卒者についても対象外となっています。また、女性UIターン定住促進事業補助金との併用はできず、対象年齢が女性UIターンに属する人はそちらの活用をお願いすることになります。

   

平成30年度北上市景観賞決定について (説明:都市整備部都市計画課)

 景観賞は市民の皆さんの景観に対する関心を高めて北上市の良好な景観づくりにつなげていくために実施しています。景観に関する施策の重要な柱の1つと位置づけて推進しています。10月24日に景観審議会を開催し、応募があった2件のうち、1件を景観賞、1件を審査員特別賞と決定しました。景観賞は八重樫邸で、大堤西一丁目地内にあります。個人住宅兼用の事務所で、白を基調としたシンプルなデザインに家の前の木が周辺の景観とも非常にマッチしていることが評価されました。審査員特別賞は、せいぶ農産発焼肉DININGまるぎゅうです。こちらは古墳公園の東側に位置している昨年度できた焼肉屋さんです。マンサードという牛舎でよく使われている屋根形状が特徴的な建物で、周辺の農村景観にマッチしているということで評価されました。周辺の植栽が少ないということもあったので今後の成長、景観形成への取り組みを期待して審査員特別賞となりました。当日の審査員は会長職務代理者の岩手大学の三宅先生ほか12人に務めていただきました。年度末に行われる景観フォーラムにて表彰式を執り行います。これから審査が始まるきたかみ景観資産と合わせて表彰する予定です。

   

質疑などその他

/人材確保の取り組みについて交通費助成は試験を受けて不採用になった場合も対象か。また、助成の回数は。
→受験することに対しての助成なので採用結果は問いません。回数は年間1回です。予算は全体で230万円です。交通費の助成は2万円上限で50件と想定し100万円、残り130万円は引っ越し費用の助成で、10万円上限で13件と見込んでいます。

/予算がなくなったら終わりか。
→議会の日程にもよりますが、3月補正予算までに申し込みが見通しを超えた場合は担当課としては拡大することも考えたいと思っています。ただし、その場合は議決の手続きを踏まなければなりません。

/申し込みは今日からか。
→議決をいただいてホームページでは案内を既に始めています。

/交通費助成額は今までの女性UIターン定住促進事業補助金と一緒だが、引っ越し費用助成額に差があるのはなぜか。
→女性UIターンはもともと北上市版総合戦略の人口増加に結び付く施策としてスタートしたもので、特にも女性の人口が減ると人口減少の要因になることから女性をターゲットとした事業として始めたものです。そのため、一定の有利性は女性のUIターンの方が強くなっていて、同一年度内に交通費助成は2回まで利用いただけます。また、引っ越し費用助成は、単身世帯以外という項目も設けており、単身世帯以外の場合は上限額が30万円としているほか、補助率も3分の2と手厚くしています。中小企業のためのUIターン定住促進事業補助金では、予算の中で件数も確保したいということもあり、女性UIターン事業よりは補助額が少ない形での提案となりました。  

/女性UIターン定住促進事業補助金の予算は別に取ってあるのか。
→257万7千円を別に取っています。  

/経緯としては中小企業から要請があったということが背景にあるのか。
→当市は中小企業が多く、中小企業の皆さんから、性別を問わずに支援をしていただけないかという声をいただいたことが背景にあります。
なお、女性UIターン定住促進事業補助金の場合は、受験する企業を中小企業に限定していません。  

/昨年は新規学卒者を対象に交通費を助成するスキームもあったが今もあるのか。
→就職活動の一環としてインターンシップに取り組む学生に対しては、北上駅から各企業までの交通費支援としてタクシー券を交付しています。今年も行っています。  

/今回、新規学卒者を対象外にしたのはなぜか。
→新規学卒者の中には一定の割合で地元に帰る意思がある人がいるので、その場合は結果的に今回の補助金の対象になることもあり、それ以外の人を呼びこむことに重点を置きました。  

/同様の補助制度は他の自治体にもあるのか。
→女性UIターン事業を立ち上げる際に調べた時点では、いくつかの自治体で同様に交通費の支援や引っ越しの支援を行っている自治体はありました。割合としては少ないと思います。  

/中小企業に就業する人への補助制度を行っている自治体は。
→全て調べたわけではありませんが、ネーミングとして中小企業をターゲットにしていることを標榜しているものはないと思います。調査しきったものではありません。

/有効求人倍率1.87というのは地域全部を合わせたものか。中小企業の不足の現状をどのように調べているのか。
→有効求人倍率は地域全部を合わせたものです。現状は、残念ながら統計的な数字で中小企業に限った数字はハローワークでは取り扱っていません。私たちも知りたいところではありますが入手することができない状況です。  

/データではなく耳にしているあたりではどうか。
→耳にしているあたりでは苦戦している印象です。高校新卒者の採用状況について関係者で打ち合わせや会議などをしますが、充足していない企業が多いです。  

/統計的に不足している有効求人倍率の高い業種は。
→建設業4.4倍、サービス業3.5倍、販売業2.7倍、このあたりの業種の採用が難しい状況です。  

/これ以外に中小企業の人材確保に向けた新たに行う制度はあるか。
→市としてはこの補助金のみです。中小企業と限定しないものでは、インターンシップの交通費助成や企業ガイダンスを行っています。企業ガイダンスは高校2年生向けに2年前から実施していますが、中・小・大企業という区分ではなく雇用対策協議会の賛助会員の中から希望を募って20社ほど集めて行っています。それ以外の北上、花巻、奥州市で行う就職ガイダンスは色分けせずに手のを挙げた企業さんが参加してガイダンスに出席します。
 また、今年、生産性向上特別措置法に基づき、それぞれの企業が新たに作り、市が認定した計画に基づいて導入した生産性向上につながる設備については固定資産税が3年間ゼロになるという措置を行っています。免除後の税額は2分の1からゼロの範囲で各自治体が定めますが、当市はゼロにして中小企業を支援したいと思っています。

  /RCFが行っている中小企業の採用支援は、市がサポートしているのか。
→RCFが自ら中小企業庁の事業に手を挙げて、中核人材の地域への採用支援のモデル的な事業を実施中ということで、北上市をモデル地域としてRCFに選定いただいたので、当市も実際に取り組む中小企業の紹介などに関わっています。  

/今年の補助の対象は。
→女性UIターンについては今年度まだ実施件数はありません。  

/これはいつまでの事業か。
→今年度の事業としては3月31日ということになりますが、新年度でも引き続き予算を要望したいと思います。今年度で終わりという考え方ではありません。  

/女性UIターンについては昨年度交通費1人、引っ越し費用2人で今年度も今のところない状況でまた新たな取り組みをするということだが、どの程度需要があるのかと感じるか。
→企業に活用していただきたいと思っています。こういう制度があるということで採用活動に使っていただきたいので企業向けの周知をより強化していきたいと考えています。  

/既に女性向けのUIターンや中小企業向けに周知をお願いしているのか。
→この事業の周知についてはこれからです。  

/対象企業はどれくらいあるのか。
→統計的には市内の企業の99%以上が中小企業なので企業数でいけば北上市にあるほとんどの企業が対象になります。製造業では大企業に分類される企業が10社程度という認識があるのでそれ以外についてはほぼ中小企業と考えています。  

/引っ越し費用助成は採用される人にとっては、企業の支援もあって市からの補助金もあるという形になるのか。
→大企業はあるかもしれません。中小企業は採用したあとの転勤、異動についてはあるかもしれませんが採用時の引っ越しというものはないと思います。  

/この事業について市長から現状認識と今後の事業への期待を一言お願いします。
→雇用対策協議会には中小企業の皆さんも入っています。そういった方々から昨年末から今年度初めにかけて求人しても入ってこない状況を聞いています。中小企業の求人への対応は、庁内に4月に立ち上げたシンクタンクで施策を作っています。できた施策はすぐに補正予算を使って実施していこうということで今回の助成金も実施するものです。今後も考えられる施策ができた都度すぐに実行と思っています。  

/切迫した状況があると思うが期待は大きいか。
→施策の精度としてはまだ図りしれないところもありますが、考えついたものはすぐに打ち出していこうということです。現在、産業支援センターに地域おこし協力隊のメンバーが入って、ホームページ「きたかみ仕事人図鑑」、フェイスブックを作って、中小企業の社長の顔を広げるような活動を行っているので、それも期待しているところです。  

/きたかみ仕事人図鑑というものはもう出ているのか。
→現在試行中のようなかたちです。社長の顔や従業員がどんな仕事をしているのかということを情報発信しています。  

/雇用対策協議会のホームページで見ることができるのか。
→地域おこし協力隊の活動の一環なので、独立してホームページを作成しています。

  /地域おこし協力隊はどなたがやっているのか。
→小澤政行さんです。

/景観賞について今回応募が少なかったが要因は。
→これまでの傾向を見ると、設計者や施工者や所有者が主導して応募することが多かったと思います。我々も周知するために広報紙やホームページでお知らせしたり、建築士会や建設業協会にも個別で会員向けに周知いただいたりしてきましたが、関心が薄くなってきているという危機感はあります。昨年度も6件で寂しいと思っていて今年度は2件になってしまったので今後お知らせの仕方などについて検討を重ねて応募が増える方向に持っていきたいと考えています。  

/主導しているというのは設計者、施工者、所有者が合意して応募しようとしているのか。
→景観賞は設計者、施工者などの景観に配慮した建築物や周辺の整備などに心を砕いていただいている皆さんを褒めてあげようというところからスタートした面もあります。所有者の了解がないと応募ができないので、最終的には設計者、施工者、所有者が揃って応募というかたちになりますが、設計者や施工者がきっかけで主導されるというケースが多かったようです。  

/市長選挙まで半年を切ったタイミングだが現時点のお考えをお聞きしたい。
→今月から来月初めにかけてマニフェスト委員会を開いてもらってこれまでの政策等について評価してもらい、そのうえで年内では判断していきたいと思っています。  

/今の時点の気持ちとしてはこれまでやったことを振り返ると自分なりの手応えとしてはどうか。
→一定の手応えは感じていますが、どう評価してもらえるかでこれからの作業が決まるということになります。  

/マニフェスト委員会で評価してもらえなかったらどうなるのか。
→それなりの対応をします。  

/前回はマニフェスト委員会で評価していただいたうえで進退について表明される場というのは議会の場だったのか。
→4年前は議会の場でした。一般質問に答える形でした。  

/北上マラソンが中止になったことについて、当日知らずにいらした人もいたようだが、ホームページなどで周知していたが課題として残った点はあるか。
→ランネットを通しての受付をしたので、中止の通知もランネットでしたものと思ってしまったのが間違いでした。インターネット等で申し込みをいただいた人にはメールでお返しするのが基本だと思いますのでそれができなかったことが要因かと思います。他の大会ではメールで開催状況をお知らせしていたので今回の大会でできなかったのが大きな反省事項です。  

/今年中止になったことで来年懸念が残ると思うが。
→影響はあると思います。頑張ってPRしなければならないと思います。  

/盛岡のマラソンの日程も発表されたが、北上マラソンの開催時期は今までのように10月なのか。ずらすのか。今の段階で考えていることはあるか。
→特に実行委員会から連絡はきていませんが、今までと同様の時期になると思います。時期の決定はできるだけ早くした方がいいのではという話はしました。  

/市長はレジェンドランナーズにはなったのか
→北上マラソンで救済措置があったのでなりました。北上マラソンも含めると6回走りました。  

/レジェンドランナーになった感想は。
→北上マラソンに来てもらうためには自分たちも出かけてPRする必要があるなということで、近隣のマラソンには出るようにしていました。震災直後に石垣市長が連続して北上マラソンに出ていただいたので、こちらからも行って走らなければならないということになりました。そういう交流があれば多くの人たちが行き来してマラソン交流ができるのではないかという思いで参加しています。台風がなければ横手市長も走る予定でした。石垣市長、与那国町長もいらっしゃる予定だったのでそろって10キロメートルを走れると思い楽しみにしていたので残念でした。  

/今年初めてレジェンドランナーズが始まったが、ランナーとして効果が感じられるか。
→あると思います。1レースでも多く出ようというモチベーションになります。  

/マラソンで人と交流することで地元にさらにつなげていく作戦は考えているのか。
→そこまでは考えていません。隣の自治体の皆さんが来て走ってくれたとなるとお互い嬉しく思います。  

/来年の市長の目標は。
→6レースは出たいと思います。  

/コミュニティFM開局から3カ月経って地域情報や災害報道をいろいろやっているが市長として感じている部分はあるか。
→70歳以上の人から聞いていると結構声をかけてもらっています。消防から災害情報を流しているのを聞いてくれていると思っています。若い人たちがまだまだ聞いていないと思うので聞いてもらうような仕掛けを出していく必要があるのではないかと思っています。  

/聴取地域の話もあったが市を越えても聞こえたりするケースもあるのか。
→車だとよく聞こえるみたいです。家の中に入っていると聞こえないということがあるようなのでそれは解消しなければならないと思います。  

/そのための調査もしているのか。
→しています。早ければ3月に難聴エリア対策を出したいと思っています。  

/難聴エリア対策は新年度予算になるのか。3月補正予算になるのか。
→国の予算の付き方にもよりますが、できるだけ早くということで、3月補正にしたいと思っています。

この記事に関するお問い合わせ先

都市プロモーション課 広報コミュニケーション係


〒024-8501
岩手県北上市芳町1-1本庁舎2階
電話番号:0197-72-8230
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更新日:2019年02月28日