臨時記者会見・平成27年2月

平成27年2月24日(火曜日)の臨時記者会見

とき:午前11時~11時40分

ところ:市役所本庁舎2階庁議室

1 平成27年度予算(案)の概要について(説明:財務部財政課)

 

市長から

 平成27年度の当初予算案がまとまりましたので概要について説明します。4月に選挙があるため、骨格予算になりますが、ここ10年では最大の予算になります。というのも、来年国体を控えているので、国体を通した市のプロモーション活動についてタイミングを逃さないようにしっかりとやっていかなければならないということと、子育ての制度が大きく変わっているために大きくなっています。今まで続けてきたあじさい都市の、人口減少時代のこれからの都市のあり方について継続的に投入しなければならない予算を見ています。肉づけについては、6月の補正になります。詳細については担当から説明します。

 

平成27年度予算(案)について(説明:財務部財政課)

 27年度の当初予算363億4,900万ということで26年度と比較して18億9,600万円、5.5%の伸びを示しています。骨格予算にはなりますが、ここ10年では最大です。骨格予算編成の中では、補助金、特定財源の確保見込みのあるものについては計上していますし、年度内完了に支障がある部分、4月から着手しなければならない事業については盛り込んでいます。継続費、債務負担の事業を約束している部分についても載せています。

 編成にあたっては、「あじさい都市の推進」「シティプロモーションの推進」の二つの大きな視点を重視しています。

「あじさい都市の推進」については、「地域活動の推進」「地域公共交通体系の構築」「人材の育成」「子育て支援」「スマートコミュニティの推進」「魅力ある農林業の振興」「土地利用の推進」の項目を掲げています。

「シティプロモーションの推進」ですが、北上市のイメージを良くし、知名度を上げて皆さんに憧れられるまちを作っていくために市民にとっては住み続けたいまち、市外からの人にとっては住みたいまちと思われるようなまちを目指します。この事業としては「国体の成功」「国際化の推進」「北上ブランドの発信」を掲げています。

 具体的な事業の中身ですが、まず「あじさい都市の推進」は人口減少社会に向けた総合的な取り組みということで「地域の自主的な活動の推進」で地域づくり交付金の充実をあげています。H26年度交付金から相互型の補助金で使いやすさを求めていろいろな部分を統合して交付していますが、金額について1.5倍ほどを見込んだものでその継続で3,700万ほど計上しています。地区交流センターの運営についても16地区に運営を委託しているものです。次の「地域の実情に応じた公共交通体系の構築」には、コミュニティバス2路線と広域バス路線(成田線、北上線)の運行補助を継続するものです。次の「地域福祉を担う人材の育成」は、介護人材確保推進事業ということで介護人材の育成について奨学金制度を創設しようというものです。「子育て環境の充実」は、低所得世帯の小学校1~3年生までの児童に医療費給付を継続する児童医療費給付事業です。また、新しい子ども子育て支援法に基づく小規模保育施設を設置していただく部分について小規模保育設置促進事業費補助金として補助するものです。これによって待機児童を解消しようというものです。次の「スマートコニュニティの推進」の、スマートコミュニティ設備導入負担金はオフィスプラザにソーラー発電を建設するための費用です。地域エネルギーマネジメント事業は、専用のシステムを構築して運用していくという内容です。次の「魅力ある農業の振興」の6次産業化支援事業費補助金は、生産だけではなく加工や流通の商品化への補助です。ふるさとPR事業ですが、26年6月からインターネットを活用してのふるさと納税を行っており12月までで1億1千万ほどの寄附をいただきました。27年度は1億5千万ほどの寄附を見込んでおり、お礼としてお返しする農林産物などの特産物を計上したものです。次の「質的向上を目指した土地利用の推進」ですが、現在、地域別構想を各地区で策定しておりそれらの費用です。都市計画変更も伴いますのでそれらの調査費用を計上したものです。

 次に「シティプロモーションの推進」ですが、国体の成功に向けての取り組みです。「施設整備」については、防水工事も含めた陸上競技場の観覧席改修・和賀川グリーンパークテニスコートの夜間照明新設・北上駅前のバリアフリー歩道整備(設計費)・本庁舎のバリアフリー施設改修を見込んでいます。「実行委員会の運営」は、希望郷いわて国体・希望郷いわて大会の実行員会の負担金を予定しています。「周辺観光推進」は、27年度からみちのく民俗村が指定管理になりますがその管理事業です。これまでは見る施設でしたが体験する施設への変換を図ろうとするものです。あわせて民俗村のかやぶき屋根の改修(旧星川家)を計画しています。それから展勝地開園100周年記念事業準備実行委員会としての負担金を計上しています。「国際化の推進」は、リニアコライダーの推進事業で普及啓発活動に対する費用と、外国人語学指導助手招致事業で現在3人のALTを5人に増やして外国語の習得に務めようとするものです。「北上ブランドの発信」については、ふるさと納税の再掲です。

 前年度比較での歳入歳出予算の状況です。27年度増額になっていますが、市税については1億4,600万円ほど減収を見込んでいます。これについては、個人市民税の落ち込み・法人市民税の法人税割の税率改正があった部分の減収を見込んでいます。全体として自主財源は伸びていますが、比率としては下がっています。これについては国庫支出金等の増があった部分で相対比率は下がっていますが全体の会計を占める上での市債管理基金からの繰り入れが増加している部分で、実質財源としては増えている状況です。なお、県支出金が増えている部分については多面的機能支払交付金が4億ほどありますし、26年度に企業立地した企業への建設に関わる補助金が1社3億円を限度とし2社を想定していますので比較では2億8千万円ですが6億ほどの支出を見込んでいるため県からは約3億交付されるという中身で増えているものです。贈与税等について、地方消費税交付金が8%に変わった部分で来年度はまるまる交付される部分があります。26年度は申告が遅くなるということで全部を見れませんでしたが、27年度は全部を見たものです。

 歳出予算の構成比ですが、義務的経費がかなり伸びています。人件費も伸びていますが、国体関係で人を増やして対応するということの増加を見ていますし、扶助費は子ども子育て新制度にかかる部分の増です。公債費は、4,100万ほどの増にとどまっていますが47億という大きな公債費です。これについては29年度ぐらいまでは高止まりで推移する見込みです。義務的経費は6億ほどの増です。補助費等は7億ほど増えています。これは、企業立地促進補助金の増と国体実行委員会負担金の増です。繰り出し金の部分ですが、国民健康保険・後期高齢者医療・介護保険の繰り出しが2億3,000万円ほど増加しています。ポイントは以上です。

 全体会計の総括について説明します。一般会計は、5.5%の伸びです。特別会計のうち、国民健康保険・後期高齢者医療・介護保険いずれも給付費の伸びで、かなり伸びています。工業団地事業特別会計については、後藤野工業団地の整備が終了したことで6億ほど減額になっています。特別会計ですが、全体としては10億ほど伸びています。国保の繰り出し等の伸びが大きく影響していると思われます。一般会計、特別会計合計で562億1,500万ほどの規模になりまして、前年度比29億3,500万の増、全体でも5.5%の伸びになっています。

 

質疑などその他

/北上市介護人材確保推進事業費補助金は新規か。これは、奨学金を出して、介護士になったら北上市で働いてくださいというような義務履行がついたものか。また、いつの学生からか。
→新規です。就職先もそう考えています。H27年度就学する人からです。

/市単独での介護へ奨学金はなかなか珍しいと思うが狙いや背景は。
→昨年、福祉施設の予定があったにもかかわらず介護人材が不足したために頓挫した部分もあり、加えて市内に福祉専門学校があるので、関係者で協議しながらこの政策を作りました。

/国体関係の駅前のバリアフリーは、どこのことか。
→信号等を設置して車椅子でも横断できるようにしたりなどを考えて設計中です。実際の工事は国体に間に合わせます。

/外国人指導助手は英語か。
→英語です。

/歳入の部分で市税が、これほど落ちるのはなぜか。
→個人市民税の部分で、高額な所得の人が多い団塊の世代の退職が多かったためです。退職金にも市民税はかかるのですが、前はこの分で4千万円ほどありましたが、すでに半分を切り、一人一人の所得が高くない状況が続いており、その分で1億円ほど減を見ています。併せて、法人市民税の税割の減を含んでいます。固定資産税は、評価替え(土地の下落)よる減を見込んでいます。

/企業立地補助金の増は、当初の段階で見ているとのことだが、昨年に比べて何かいい材料を加味してのものか。
→立地調印して、建設して初めて補助金が出ているので、来ていただいた分を見込んでいるものです。

/予算の規模ですが、ここ10年では最大とのことだが、10年以前も含めて最大なのか。
→平成14年に383億というのがありました。これが北上市の最高です。ただし、この年は文化交流センターの建設がおよそ50億ありました。この分を引くと、今回の特別な建設事業がない360億という数字はかなり多いです。数字だけを見ると過去最大とは言えないです。

/北上陸上競技場の改修は椅子の設置だと思うが、今のところ何かアイディアはあるか。
→マラソンの前日の10月10日に、国体1年前イベントとして、座席設置のボランティア募集を考えています。工事は、ブロック分けをして行います。

この記事に関するお問い合わせ先

都市プロモーション課 広報コミュニケーション係


〒024-8501
岩手県北上市芳町1-1本庁舎2階
電話番号:0197-72-8230
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更新日:2020年01月17日