(57)身近にあった国の宝

 希望郷いわて国体、希望郷いわて大会が北上市の市民力を全国に示し、多くの感動と共に無事閉幕した。関わっていただいた多くの皆さまに心から感謝を申し上げたい。

 さて、国体月間の10月が終わると芸術の秋、行事が11月に集中する。12日(土曜日)は第20回おかあさんの詩全国コンクールの表彰式である。今年は20回記念のため実行委員皆特別な思いで準備に当たってきた。中でも表彰式の企画を公募の高校生が担当。司会、演出、運営に携わる。吹奏楽で全国レベルの大会に出場した、上野中学校、江釣子中学校も出演する。今までとは全く異なる若者の運営に当の八重樫眞純実行委員長は少々不安のようだが、ここは多くの市民の応援でなんとか盛り上げたいものである。

 サトウハチロー記念館が建ち、おかあさんの詩全国コンクールが始まって20年、この事が北上市にとってどんな意味を持っていたのだろうか。昨年、日本現代詩歌文学館賞が30回を数え、後に芥川賞を受賞した作家の又吉直樹氏を招いて講演会を開催した。1988年度にはふるさと創生1億円の交付金を活用して市内各地に詩歌文学碑を建立し、詩歌のまちおこしも行った。当時、北上市は企業誘致においては県内ナンバーワンを誇っていたものの、都市の品格という意味では決め手に欠けていた。

 現在の市のイメージと30年前のそれとを比べると、日本現代詩歌文学館やサトウハチロー記念館はまさに国の宝であり、そのおかげで市の品格も格段に上がってきたと感じている。まさに地域の大きな宝が身近にあったのだ。私たち市民はこのような国の宝をどうまちづくりに繋げるか、しっかり考えていくことが大切ではないだろうか。

 北上市長 髙橋敏彦

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更新日:2019年02月28日