(61)「30・10」運動って何?

 環境省では2017年度、飲酒や懇談に熱心になるあまり料理を残しがちになる宴会で、食べ残しをなくすよう呼び掛ける「30・10(さんまるいちまる)」運動の普及啓発に取り組むことになった。運動が先行する自治体などと連携して年間632万トン(2013年)に上る食品ゴミの大幅削減につなげようとしている。30・10運動は11年度に松本市でスタート。宴会開始後の30分間に自席で料理を食べ、終了前の10分間も自分の席に戻って再度料理を食べるというもの。この動きは全国に広がり、環境省によると、16年度に18道県と62市区町で導入されているそうだ。

 実はこの動きは当市のゴミ問題にとっても、関わりの深いものだと感じている。ゴミ処理は私たちの日常生活に欠かすことのできない行政サービスである。当市の可燃ゴミの焼却処理を行なっているのは岩手中部広域行政組合であり、花巻市、遠野市、西和賀町と当市で構成され、北上市長がその代表となっているものである。先般の新聞報道でご承知の人もおられると思うが、当組合で収集した可燃ゴミにガラスや金属などの大型不燃ごみが混入している事で、その処理費用が予定額を大幅に上回っているのである。本年度だけでその額は1800万円にも上る。その分、他の市民サービスが低下していると考えるとなんともったいない事か。子どもたちの医療費免除の拡大、保育料の軽減、高齢者バス券の拡大、生活道路の舗装などなど、やりたい事はいくらでもあるのに、である。

 「30・10運動」や「ゴミ分別の徹底」は私たち市民のちょっとした心掛けで劇的に改善する事のできる課題である。この事をぜひ多くの市民や企業の皆さんに考えていただきたいと願っている。

 北上市長 髙橋 敏彦 

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更新日:2019年02月28日