(25)あじさい都市

 「あじさい都市」は、北上市が目指そうとしている理想都市の呼称である。まちなかを中心として、活力ある地域コミュニティーが結び付く姿をアジサイの花に例えている。

  国が成長期にあるときは、経済も人口も右肩上がりで、都市の市街地も拡大を続けてきた。しかし、我が国はしばらく前から成熟期に入っており、既に多くの都市は人口減少期に入っている。それでもなお今まで、多くの地方都市は市街地拡大傾向に有効な防止対策を打てず、既存のインフラを無駄にし、新たなインフラ づくりに追われている。これでは、今後、住民へのサービスが先細って行くのは目に見えて明らかである。ヨーロッパやアメリカなどの先進都市では、半世紀も 前にこの事に気付き、市街地の拡大を防ぐ、いわゆるコンパクトシティーの政策を進めており、近年、我が国でも国土交通省を中心に都市政策の転換を図りつつある。昨年7月、国土交通省に設置された都市再構築戦略検討委員会の中間報告で、北上市が進めようとしている

「あじさい都市構想」が地方都市のあるべき姿として富山市の「串と団子型」などの事例と共に紹介されている。

 「あじさい都市」は単なる一極集中のコンパクトシティーではない。北上市の場合、市を構成する16地区それぞれに地域核を持ち、それぞれが意志を持って輝きを放つコミュニティーとして咲く姿である。

  平成3年、旧北上市・和賀町・江釣子村が合併し、今の北上市となったが、当時の高橋盛吉市長は新市をアジサイの花に例えて、3地域の発展を夢見ていた。 「花それぞれ 人それぞれ それぞれに咲く」という言葉があるが、それぞれの地域がアジサイの花のように多彩に咲き誇る姿、そんな北上市の未来をみんなで創造して行きたいものである。

 北上市長 髙橋 敏彦

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更新日:2019年02月28日