(5)旬の山菜を味わう会

 毎年5月、和賀町岩沢地区では「旬の山菜を味わう会」が開催される。今年は5月13日の日曜日にJR岩沢駅に隣接する羽山ふれあいセンターで開催された。ウドやシドケ、冬ニンジン、ウルイ、ワラビ、アブラメなどなど十種類を越える山菜をさまざまな料理方法で味わせてくれる。地域のお母さんたちが材料を持ち寄って作るのだ。

 この地区は市西部に位置し、秀衡街道を始め、多聞院伊澤家、その庭に咲く中尊寺ハスなど、世界文化遺産平泉に関係する史跡や景観資産が多くあり、地域を上げて守り育てている。このこともあって、この会には必ず中尊寺からゲストが招待されている。今年は山田俊和貫主も参加された。昨年夏、多聞院伊澤家で恒例の青空法話があり、貫主のお話を伺う機会があった。講話の内容は、平泉の場の意味である「諸仏磨頂之場」についてであった。「諸仏磨頂之場」とはあらゆる仏様が民の頭を優しくなでるような、神聖でありがたい場所という意味である。私もそんな北上市であってほしいとの思いで、今年の年賀状に下手な字で書かせていただいた。

 貫主のご出身は東京都江戸川区平井とのこと。私が学生時代に住んでいた所だ。生粋の江戸っ子で、歯切れの良い江戸弁が心地良い。そんな貫主が、岩沢地区に残っている地域住民同志の暖かいつながりに感動しているとのこと。そんなコミュニティーをこれからも大切に守ってほしいとの言葉をいただいた。私も、もちろん同じ思いである。数年前に地域の商店が一つもなくなり、昨年の震災では生活の必需品を買うこともできなかったそうだ。この地域に元気になってもらうために、共に地域の将来をしっかり考えていかなければ、とあらためて感じている。

 北上市長 髙橋敏彦

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更新日:2019年02月28日