(34)住んでみたい街シアトル

 姉妹都市提携40周年を記念して先月末からコンコード市を訪問した。今まで5年ごとに交互に訪問し、ホームステイによって市民同士のフレンドリーな交流を続けてきた。今回も熱烈な歓迎を受け、45人の訪問団全員が大きな感動をいただいて帰国した。

  交流の様子はまた別の機会に報告することとし、今回は途中訪問したシアトル市について報告したい。同市はアメリカ西海岸北部ワシントン州の中核都市として発展し、人口は約60万人、ボーイング社やMicrosoft社、Amazon社などの著名な企業が生まれた都市である。また20年前、現在北上市が進めている、都市計画マスタープラン地域別構想(近隣計画プログラム)を地区単位で策定している都市でもある。今回立ち寄ったのは、東日本大震災における当市の被災地支援をバックアップしていただいたMicrosoft社への御礼のあいさつと、この近隣計画プログラムの効果の検証をするためである。

  このプログラムは数百回の市民ワークショップによって策定され、民間主導の形で実施されたと聞いている。市担当者の話によると土地所有者がどれだけ計画に協力したかで成否が決まったとのことであり、Microsoft社の共同創業者であったポール・アレン氏も協力者の一人だったそうである。また、公共交通についても視察したが、LRT(路面電車)、トロリーバス、路線バスが複雑に混在しており、利便性は別として、環境負荷の小さい都市を目指している。コミュニティは市内で30以上あり、住民の富裕度によってビバリーヒルズのような高級住宅街もあれば、貧困地区では景観や治安に課題を抱える地区もあった。貧富の差というアメリカ社会特有の課題はあるが、総じて美しく、海の幸も豊富で、住んでみたい街という印象を抱いた。

 北上市長 髙橋敏彦

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更新日:2019年02月28日