(39)友だちの数で寿命が決まる?

 先日、あるまちづくり研修会に参加し、講師である著名なコミュニティデザイナーの山崎亮氏から面白い本を紹介していただいた。予防医学研究者の石川善樹著「友達の数で寿命は決まる」である。早速買い求めて読んでみたが、これがなかなか興味深い内容だった。要約すると次のような事である。

・つながりが少ないと死亡率は二倍になる

・見舞いの数が少ないと死亡率が上がる

・孤独は喫煙より悪い

・作り笑いでも寿命が2年延びる

・同僚との関係が寿命を左右する、などなど

 著者が世界中のさまざまな研究論文から抽出し、編集したもので信ぴょう性も確かと思われる。

 山崎氏がこの本を紹介した理由はコミュニティ活動への参加の意義にある。東日本大震災以降の復興や防災のまちづくりなどでも普段のコミュニティ活動がいかに重要であるかが唱えられているが、コミュニティ活動への参加が私たちの寿命や健康にも深く影響しているというのである。健康で長生きするためにも若いころからコミュニティ活動に参加することがいかに大切であるかを改めて感じた次第である。大学卒業後、故郷に帰った私を早々にコミュニティ活動に誘ってくれた先輩や仲間に心から感謝している。

 蛇足であるが、この本には他にも面白い記述があったのでひとつ紹介したい。「亭主関白のススメ」である。ここで言う「亭主」とは茶の湯の亭主、言わば「ホスト(接待役)」のこと。「関白」とは天皇に次ぐ「ナンバー2」のことであり、「ナンバー1」の奥様をしっかりと「ホスト」すれば家庭は丸く収まる、と言うものである。これも改めて肝に銘じておこう。

 北上市長 髙橋敏彦

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更新日:2019年02月28日