(45)「希望郷いわて大会」に向けて

 「希望郷いわて大会」とは全国障害者スポーツ大会の愛称である。来年の国体に向けて、県内各地では準備の最終段階を迎えている。皆さまに本稿をご覧いただくころは、わかやま国体に続く全国障害者スポーツ大会の開催中で、私も来年の大会運営のための現地視察中であろう。

 さて、当市ではこの大会に向けて、大会会場はもとより、北上駅前をはじめとする主要施設のバリアフリー化を進めている。北上駅は全国各地から集まる選手役員の皆さまが、それぞれの会場に向かう重要な起点となるため、現在、遅れていた西口広場の整備を進めている。障がい者団体からは、「健常者と同じように移動ができる」駅前空間にしてほしいとの要望が多かったため、それに少しでも近付けたいと考えている。

 実は「健常者と同じように移動ができる」という当たり前の事がこれまでなかなかできていなかった。スロープやエレベーターは一般の通行の邪魔にならないように通路の端に設置されることが多く、障がい者は健常者とは別の経路をたどることになる。北上駅西口広場も、健常者は階段のある地下通路を、障がい者は端にあるエレベーターやスロープを利用するように設計されており、障がい者の動線を軽視していると言われても仕方がない。かつては障がい者のための施設は障がい者専用に考えられていたが、現在では障がい者も健常者も意識せずに使える、いわゆるユニバーサルデザインが常識である。北上駅西口広場も来年の大会までには生まれ変わる予定である。

 東京オリンピックが開催される2020年には、パラリンピックも開催される。これを機会にユニバーサルデザインのまちづくりをさらにもう一歩前進させたいものである。

 北上市長 髙橋敏彦

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更新日:2019年02月28日