RPA導入実証実験結果を公表します

 人口減少、少子高齢化の進展などにより、行政事務は多様化、複雑化しており、限られた財源や人員体制のなか、住民サービスの維持向上を図るためには、業務の効率化による生産性や作業品質の向上は不可欠です。

 市では、この課題解決に向け、AIやICT技術を活用した効率的な行政経営への転換を図るために、今年度、これまで人がパソコンを使って手作業で行ってきた事務を自動化する技術である「RPA(Robotic Process Automation)」の導入による定型業務の自動化に向けた実証実験を行ってきました。

 今般、実験結果を取りまとめたことから、その内容を公表します。

1 実証実験

 庁内から募集した市役所が行っている業務の中から、関係課ヒアリングや机上検証を経て、期待効果の高い次の4つの業務を実験対象として選定しました。

 実験対象業務

  •   法人市民税申告書の入力
  •   インフルエンザ予防接種履歴の入力
  •   中小企業融資残高管理業務
  •   ふるさと納税ワンストップ特例申請業務

 また、実験過程では、申請書などに手書きで記載された文字や数字をテキストデータに変換する光学的文字認識(OCR)に、AI学習機能を付加して識字率を高める技術である「AI-OCR」も活用しながら効果測定を進めました。

2 導入効果

 実験により、申請書様式の変更など必要な事務改善を行うことを条件に、4業務トータルで年間最大約1,200時間もの業務量の削減が見込まれるとの結果が出ました。 

年間処理時間の比較(単位:時間)
業務 現 行 導入後 削減時間
法人市民税申告書の入力 360 78 282
インフルエンザ予防接種履歴の入力 350 211 139
中小企業融資残高管理業務 480 198 282
ふるさと納税ワンストップ特例申請業務 744 269 475
  1,934 756 1,178

  

 これは、単に作業時間や人件費の削減という定量的な効果だけではなく、削減した業務時間を他の付加価値業務へ振り替えられることや、業務の機械化による人為的ミスなどの定性的な効果にもつながります。

 今後については、今回の実験結果を踏まえ、長期的な運用管理を見据えた庁内関係部署の連携体制を構築したうえで、本格導入を進めていく予定です。

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更新日:2020年04月01日