花いっぱい運動

花苗の配布
花いっぱい運動にはげむ学生ら
花いっぱいになった花壇を眺める参加者ら

花いっぱい運動

 「花いっぱい運動」は、戦後まちが荒廃し人々の心にも余裕を持てない中で、「社会を美しく・明る く・住みよく」し、また花を通じて人々の気持ちを豊かにとの願いを込め、昭和27年に当時長野県松本市の小学校の教員だった小松一三夢先生によって始めら れたとされています。現在では、この運動が全国各地に広がり、たくさんの人がまちの景観美化に取り組んでいます。

 北上市の花いっぱい運動は、昭和45年に開催された岩手国体をきっかけに始まりました。全国から訪れる選手団を花いっぱいのまちでお迎えするために市民一丸となって取り組み、 市内のいたるところで花を咲かせました。その後も継続した市民運動として、地域・学校・各家庭等で花いっぱい運動に取り組んでいます。

 平成11年の岩手インターハイ、平成17年の全国スポーツ・レクリエーション祭、平成23年北東北インターハイでも、競技会場や沿道、まち並みなどを花で彩り、全国から来県されるみなさんを温かいおもてなしの心で歓迎しました。

 現在は、花いっぱい運動推進協議会が中心となり、市内の花壇整備団体・組織への花苗の配布や花づくり講習会、白ゆりの植栽などに取り組んでいます。これからも花が咲き誇る美しいまちを目指して、花いっぱい運動の推進に取り組んでいきます。

この記事に関するお問い合わせ先

環境政策課 環境企画係

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岩手県北上市上江釣子17-201-2江釣子庁舎1階
電話番号:0197-72-8281
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更新日:2019年02月28日