消費者行政に関する取組
北上市では、市民の消費生活における被害の防止と安全を確保し、消費生活の安定及び向上を図ることを目的とし、消費生活センターを平成24年4月1日に開設いたしました。
現在、3人の消費生活相談員が、皆さんから寄せられる相談に対する助言や、苦情解決のためのあっせんを行っております。
近年、高齢者を狙った悪質商法、社会経験の少ない若年層を狙った消費者被害等、幅広い年代で消費者トラブルが見られ、また、デジタル化の進展により、インターネット取引やSNSをきっかけとした消費者被害等が増加する等、消費者トラブルは複雑化傾向にあります。
こうした被害を未然に防止し、消費者の安全・安心を確保するため、社会環境の変化に応じた取組がますます求められております。
市では、相談により市民の問題解決に繋げるとともに、被害の未然防止に向け広報紙、コミュニティFM等での情報提供や注意喚起のほか、各関係機関との連携を強化し積極的な啓発活動に取り組んでおります。そのほか、出前講座では、地域ぐるみで高齢者を見守るための講座、各世代に対応した講座などを実施し、御利用いただきました。また、消費者教育においては、若年層の消費者力向上を目指し、教育機関等の協力のもと、小中学生対象の消費者講座を継続的に実施しております。
今後も当市においては、市民が安心して暮らせるまちづくりのため、引き続き信頼され利用される消費生活センターを維持するとともに、地域や関係者の皆様との連携を深めながら、悪質商法の排除や自立した消費者の育成など、消費者行政の充実に全力で取り組んで参ります。
令和6年3月1日
北上市長 八重樫 浩 文
この記事に関するお問い合わせ先
- このページに関するアンケート
-
より良いウェブサイトにするために、このページのご感想をお聞かせください。
更新日:2024年03月01日