定例記者会見・令和3年6月
令和3年6月1日(火曜日)の定例記者会見
とき:午前11時~11時40分
ところ:市役所本庁舎2階庁議室
- 新編北上市史 特別編「自然」を刊行しました
- 利根山光人生誕100年・利根山光人記念美術館開館25周年記念事業
- 東京2020オリンピック・パラリンピック「復興ありがとうホストタウン」に係るセルビア共和国陸上競技選手の事前合宿受け入れを中止
- 第8回(令和2年度)北上市景観賞の決定
市長から
- 新編北上市史特別編「自然」の刊行について、今年市制施行30周年ということで、それに合わせて全10巻のうち第1巻を発行した。フルカラーで非常に読みやすいものとなっている。全10巻を6年かけて発行していく。他の自治体には自然、地質・地形を扱ったものはあまりないようなので是非紹介していただければと思う。たいへん読み応えがあるものと感じている。
- 市ではトリプルアニバーサリーを進めているがそれとは別に、利根山光人生誕100年を迎え、記念美術館が開館して25周年になるので、関連のイベントを開催する。企画展、記念式典、巡回美術館、親子美術館まつり、そして絵画の修復作業があり一部見学可能となっているので、是非お知らせいただいて、市民の皆さんにはこれをきっかけに利根山光人をさらに知ってもらいたい。
- 東京2020オリンピック・パラリンピック「復興ありがとうホストタウン」について、セルビア共和国陸上選手の事前合宿の受け入れを予定していたが、なかなかコロナ禍が収まらないということもあり、また、直接の交流ができないということになったので、お呼びしても選手に迷惑をかけることから事前合宿の受け入れを中止とさせていただいた。その他の事業は行う予定ではあるが、特にも10月1日に予定している「きたかみ・かねがさきテクノメッセ」においては、セルビア出身のニコラ・テスラ展を実施したいと考えており、大使館と交渉を進めている。
- 第8回北上市景観賞については、5件の応募があり3件が入賞した。北上市の場合は建築物そのもののデザイン性よりは、近隣の建築物や景観との調和を重視しているので、そういったところを見ていただければと思う。
新編北上市史 特別編「自然」を刊行しました(説明:企画部総務課長)
新編北上市史 特別編「自然」を刊行しました (PDFファイル: 235.7KB)
利根山光人生誕100年・利根山光人記念美術館開館25周年記念事業(説明:まちづくり部生涯学習文化課長)
利根山光人生誕100年・利根山光人記念美術館開館25周年記念事業 (PDFファイル: 277.3KB)
東京2020オリンピック・パラリンピック「復興ありがとうホストタウン」に係るセルビア共和国陸上競技選手の事前合宿受け入れを中止(説明:まちづくり部スポーツ推進課長)
東京2020オリンピック・パラリンピック「復興ありがとうホストタウン」に係るセルビア共和国陸上競技選手の事前合宿受け入れを中止 (PDFファイル: 124.1KB)
質疑
東京2020オリンピック・パラリンピック「復興ありがとうホストタウン」に係るセルビア共和国陸上競技選手の事前合宿受け入れを中止
Q(岩手日報)
受け入れ中止は市の判断だと思うが、セルビアの意向を踏まえたものか。
A(市長)
セルビア側と話し合ってのこと。
(スポーツ推進課長)
ゴールデンウィーク明けに国から説明があり、検討した結果やはり受け入れは難しいのではないかということで、ホストタウン登録に尽力していただきセルビア大使館と交渉に当たっていただいている一般社団法人日本南東欧経済交流協会と協議し、先月末にセルビア大使館に了承をいただいた。
Q(岩手日報)
直接交流は難しいという判断だと思うが、例えばオンラインでの間接的な交流も考えられると思うが。
A(市長)
そういう機会があれば可能と思うが、まだ選手の日程もわからないところでもあり、あるとしても大会終了後かと思う。
Q(岩手日報)
今後は地域間での交流となっていくか。
A(市長)
セルビアからアメリカに渡ったニコラ・テスラが有名で、山口県防府市がセルビアとの姉妹都市のような交流をやっている。防府市でテスラ企画展をやっており、当市でもテクノメッセが丁度いい機会にあるので、そこで展示等ができたらなと考えているところ。
Q(岩手日報)
中止判断に至ったことについて、市長の所感は。
A(市長)
やむを得ない。選手の負担になっては元も子もない。遠くから応援できればいいなと思っている。
Q(朝日新聞)
中止の決定は何日か。
A(スポーツ推進課長)
庁内では5月19日だが、セルビア大使館の確認をいただいたのが5月27日となる。
Q(朝日新聞)
陸上選手2人の競技は何か。
A(スポーツ推進課長)
男子砲丸投げのアーミン・シナンチェビッチ選手と女子走り幅跳びのイバナ・スパノビッチ選手。
Q(朝日新聞)
何日から何日まで、どこに滞在する予定だったのか。
A(スポーツ推進課長)
男子砲丸投げの選手は7月25日から29日まで、女子走り幅跳びの選手は7月27日から31日まで、いずれも北上市に合宿の予定だった。
Q(朝日新聞)
関係者は何人来る予定だったのか。
A(スポーツ推進課長)
選手合わせて6名の予定。
Q(朝日新聞)
北上市ではどのような交流イベントを予定していたのか。
A(スポーツ推進課長)
市内の小中高生との合同練習、練習会場での市民の見学や握手会、歓迎交流セレモニーなどを予定していた。
Q(朝日新聞)
6人のPCR検査は難しいものなのか。
A(スポーツ推進課長)
滞在期間中毎日ということで、他の予防接種もあり難しい。
Q(朝日新聞)
医療機関を圧迫するという考えでよいか。
A(スポーツ推進課長)
そのとおり。
Q(朝日新聞)
北上市では他の選手を受け入れする予定はないか。
A(スポーツ推進課長)
今のところその予定はない。
Q(NHK)
セルビアからはなかなか難しいという話はあったのか。
A(スポーツ推進課長)
なかなか難しいという話はあったが、コロナのまん延状況を見てから判断したいということだった。
Q(NHK)
セルビア側ではコロナのまん延状況を見てからということだったが、市のほうで判断したということでよいか。
A(スポーツ推進課長)
そのとおり。
Q(NHK)
楽しみにしていた市民に向けて市長から呼びかけたいことは。
A(市長)
陸上競技をされている方々は交流があることを楽しみにしていただろうと思うが、非常に残念だが、テレビなどの映像で応援しながら、今後の交流に何らかのつながりを持って、そういうチャンネルが開けたならばお誘いしたいと思う。
Q(テレビ岩手)
PCR検査は毎日市内で受けるということか。
A(スポーツ推進課長)
北上市に滞在している間は、毎日北上市で受けることとなる。
Q(テレビ岩手)
隔離する場所と検査場所を検討した結果、難しいと判断したということでよいか。
A(スポーツ推進課長)
そのとおり。
Q(テレビ岩手)
そもそもなぜセルビアだったのか。
A(副市長)
北上市の誘致企業が一般社団法人日本南東欧経済交流協会に加盟しており、そちらから紹介されたもの。
Q(岩手日報)
PCR検査を毎日してくださいというのは、国から言われていることか。
A(市長)
国ではなく組織委員会から。
Q(岩手日日)
小学生が応援しているところなど動画で配信していたが、セルビア側から何か反応はあったか。
A(市長)
感謝申し上げると書面でいただいた。
Q(岩手日日)
市民が集まってのパブリックビューイングは難しいと思うが。
A(市長)
陸上競技だと時間も前後することがあるので、パブリックビューイングはなかなか難しい。
第8回(令和2年度)北上市景観賞の決定(説明:都市整備部都市計画課長)
第8回(令和2年度)北上市景観賞の決定 (PDFファイル: 300.3KB)
質疑
第8回(令和2年度)北上市景観賞の決定
Q(岩手日日)
今回通年募集にして5件ということだが、どのように感じているか。
A(都市計画課長)
通年にしたことによって少し応募が増えたと思っている。
(市長)
市内の状況を見ると完成している建築物が増えているので、今年度に期待している。
(都市計画課長)
景観という観点からいうと、できてすぐよりは少し時間が経って例えば植栽が伸びてからのほうが良いとか、そういった検討をしている方もいると思う。
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更新日:2021年06月11日