定例記者会見・平成25年12月
平成25年12月2日(火曜日)の定例記者会見
とき:午前11時~11時30分
ところ:本庁舎2階庁議室
1 平成25年度市勢功労者について (説明:企画部政策企画課)
2 北上市コミュニティFM放送運営事業者の公募について(説明:企画部広聴広報課)
3 北上市地域貢献活動企業褒賞について(説明:地域づくり課)
市長から
今日の案件は3件です。市勢功労者表彰については、来年の1月6日に新年交賀会 と合わせて表彰を行います。功労者は5人に決定しました。次に、コミュニティFMの公募についてはスケジュール的には少し遅れています。東日本大震災で被災した沿岸の首長たちと新潟県長岡市の視察に行ってきました。長岡市は中越地震で被害の大きかった地区があり、防災都市として進んでいる所。防災とは市民 との情報共有が第一だということを改めて学んできました。コミュニティFM事業がその役割を担えることを期待して運営事業者を12月2日~1月24日までの間、公募することになりました。3つ目は、地域貢献活動企業褒賞について。情報提供とエントリーを12月2日~1月20日までの間、募集。3月20日に 地域貢献フォーラムを開催する予定。企業の皆さんが地域の中で貢献をしてもらっています。そういったものを検証して市民みんなで感謝をしようというイベントです。
平成25年度市勢功労者について(説明:企画部政策企画課)
北上市市勢功労者表彰条例に基づき次の5人を市勢功労者として決定しました。それでは被表彰者の皆さんの功積について簡単に説明させていただきます。
地方自治功労者として下江釣子の伊藤隆夫氏。昭和58年から江釣子村議会、北上市議会の議員として8期29年あまりにわたり在職し、この間、北上市議会副議長、教育民生常任委員会委員長、建設常任委員会委員長などを歴任し民主的で円滑な議会運営に尽力されるなど地方自治の確立と北上市政の進展に果たした功績多大なものがございます。
続いて産業振興功労者として、和賀町竪川目の小原詔雄氏。13年8カ月の長きにわたり北上市農業委員としてご活躍いただき、2期6年間会長を務め、地域産業の振興に尽力していただきました。平成16年4月~24年3月までの2期8年間北上市議会議員としてもご活躍いただいており、建設常任委員会なども歴任し、市勢の発展ならびに地方自治の発展に果たした功績は多大でございます。
続いて民生安定功労者として3 人。一人目は本通りの千田善八氏。平成5年から14年間の長きにわたり、黒沢尻12区の区長としてご活躍いただきました。平成15年~19年までは行政区長協議会の会長として、リーダシップを発揮しさまざまな委員としてご活躍いただきました。また公衆衛生指導員、少年補導員として地域貢献活動に取り組むなど市政の推進に努められた功績は多大なものがあります。
二人目は和賀町竪川目の菊池竺氏。昭和43年7月旧和賀町交通指導隊発足時から交通指導隊員として44年9月の長きにわたり交通指導隊活動に精勤していただきました。この間隊長などの役職を歴任し、北上市の交通安全思想の普及に努められた功績は多大なものがございます。
三人目は立花の及川優氏。永年にわたり医師として地域医療の充実に尽力いただき昭和61年から北上医師会の理事、副会長、会長を歴任してきました。また、北上市緩和ケア事業の先駆けから深く関わり、在宅での看取りを積極的に進める「緩和ケア支援事業」の充実、定着に貢献されたほか、北上市健康づくり推進協議会長を務め、北上市における安定した医療事業、市民の健康意識の向上に努められた功績は多大です。
表彰式ですが、平成26年1月6日の月曜午後2時30分からシティプラザ北上で予定しています。表彰式の後には恒例の新年交賀会を予定しています。
北上市コミュニティFM放送運営事業者の公募について(説明:企画部広聴広報課)
東日本大震災の経験を踏まえまして、災害情報・防災情報の発信による安全安心なまちづくりを目指し、コミュニティFM施設の整備などを行います。市は設備 の整備を行い、民間の事業者が放送を行う公設民営型の事業。今回、この放送の運営事業者を選定するための公募を行うものです。
市の設備概要ですが、放送電波の調査、放送施設の設計、放送施設、送信所、演奏所、放送機器を整備します。これを運営事業者に貸し付けて、事業者は自立した運営、維持管理 を行い、放送事業を運営していただくものです。運営についてですが、平時は公共性を確保しつつ市民に親しまれる放送をしていただいて、災害などがあった場合には災害情報、防災情報の放送を行っていただきます。放送開始は平成27年度中です。
応募対象は電波法の規定による免許を持ったものでFM放送の運営ができる人。募集期間は12月2日から1月24日までとなっています。
応募書類は申込書などを市の広聴広報課まで持参していただくことになります。応募書類をもとに、2月5日に企画提案をしていただく機会を設けたいと思います。2月5日午後1時30分から市役所で行います。審査の方法ですが、選定委員が運営事業の内容を審査し、決定するものであります。審査基準については公共性、創造性、実現性、継続性、地域性ということで特に地域性ということで北上市の状況に詳しい人、いろいろ活動を行ってきた人に運営を行っていただきたいと考えています。
北上市地域貢献活動企業褒賞について(説明:まちづくり部地域づくり課)
この制度は地域の市民貢献活動にみんなで感謝し、意識の向上を図る目的で行われる制度。情報発信と功績賞の授与があります。情報発信については市のホームページ、広報紙で活動を紹介し、功績賞については、表彰して、賞状と認証プレート、北上市地域貢献活動認証企業というマークを利用していただくということになります。この制度は平成20年度から実施しており、昨年度には功績継続賞を創設しました。功績賞を受賞している活動を5年間継続した活動に授与するものです。平成24年度については情報提供が88団体から170件。エントリーいただいたのが15団体から27件で、その中から功績賞3件、感謝状12件を授与、継続賞は13件表彰しています。この情報提供およびエントリーの対象となる活動は、25年1月から12月31日までに企業が実施した地域貢献活動が対象になります。情報提供、エントリーの受付期間ですが12月2日から1月20日まで。功績賞については3月中にみんなの地域貢献フォーラムを開催しその 席上で表彰します。
質疑などその他
/コミュニティFMについて以前にやるかやらないかを含め市民に相談する、意見を聞きたいということを言っていたと思うが、FMをするというポイントはどういうことか
→やるかやらないかは運営事業者が手を挙げないとできないとできないもので、参加者をできるだけ増やしたいということで、各地区で説明会を行い、各団体へも情報提供を行いました。できるかどうかは運営事業者次第です。
/公設で事業費はどれくらいかかるか
→8900万。設備費として9000万弱と見込んでいるが事業者が決まって、設計段階の協議で新たに額を見積ります。
/経費について市からの補助は。
→団体の運営に関する補助はしない
/北上市景観賞は表彰式を行いますか。
→3月2日に予定している「景観まちづくりフォーラム」で表彰する予定です。
/FMをやるということは防災無線などもやめFMに集約する方針なのか、そうであれば同報の受信設備に関することについては市で何かやる予定はあるか。
→今後はFMで情報発信する予定。受信設備については今のところ予定はしていない。検討すべきかどうかはこれから考えていく。
/自治体の情報を伝達する手段としてどのようなものを考えているのか
→交流センターに無線を設置している。その先の125の区長さんにはトランシーバーを持ってもらっている。
/無線やトランシーバーはどこかが中継局となるということか?
→地区交流センターが中継局となるようになっている。もうひとつは衛生携帯の設置も完了しているので、いずれかの方法で連絡はとれるようになっている。
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更新日:2019年02月28日