定例記者会見・平成25年6月

平成25年6月3日(月曜日)の定例記者会見

とき:午前11時~11時45分

ところ:市役所本庁舎2階庁議室

 

1 農業経営6次産業化支援事業について(説明:農林部農林企画課)

2 北上市景観賞について(説明:都市整備部都市計画課)

3 市民公募型協働事業補助金「まちづくりチャレンジ補助金」について(説明:まちづくり部地域づくり課)

4 北上市の重要施策に係る説明と意見交換会の開催について(説明:企画部広聴広報課)

5 北上・みちのく芸能まつりについて(説明:商工部商業観光課)

 

市長から

 新年度が始まり2カ月が過ぎました。この2カ月の間に諏訪町のアーケードの解体、夏油高原スキー場の問題と大きな問題に直面し、報道機関の皆さんには市民または県民の皆さんに理解いただけるよう詳細に報道していただき感謝しています。今日も5つのテーマがありますがそのうち4つは新しい取り組みとなっています。

 6次産業化支援事業費補助金の事業者募集については、本年度から商工部と農林部を本庁舎にまとめ産業間連携を取りながら行っていますが、地域に根差した産業を作っていきたいので企画し募集を始めます。

  北上市景観賞の募集については、今までは景観条例に基づいて景観資産の認定や景観に関わる人づくりなどを行ってきました。今後は市民の皆さんに自宅周辺の 環境に気を留めていただき全体としての景観を良くしていこうと進めるものです。来年にはアジアマスターズ陸上、3年後には国体があるが、訪れていただいた 皆さんには気持ちよく過ごしたいただき、また訪れてもらいたい。

 市民公募型協働事業補助金「まちづくりチャレンジ補助金」についてこれは毎年行っているもので、今年度も行います。

  北上市の重要施策に係る説明と意見交換会の開催については、重要課題の中からスキー場の経緯、これからの方向性について各地域の皆さんと意見交換をさせていただきます。加えて災害時コミュニティFMの創設については、必要性があるかも含め意見交換をさせていただきます。本来であればある程度決まったものを 地域に相談するが、これはやるかやらないかも含め相談するものです。

 北上みちのく芸能まつりの日程が少し変わります。初日も鬼剣舞の群舞が観たいとの要望があるので、初日にも子どもから高校生までの育成団体による鬼剣舞の群舞を行います。

農業経営6次産業化支援事業について(説明:農林部農林企画課)

 市は、地域の農産物を活用し加工食品の開発、販売などを行う6次産業化に取り組む人を応援するため北上市独自の農業経営6次産業化支援事業を実施します。

  応募できる事業者は、市内に住所を有する農業を営む人または市内に事務所を有する農業生産法人や集落営農組織、農業者を構成員に含む事業者の人。補助対象および補助金の額は1.調査研究・試作開発では加工品の開発、販路開拓等に要する経費、2.施設・設備整備では加工施設・機械設備整備、販売施設整備など。補助率は二分の一で本年度の市の予算は100万円です。受付期限は6月3日~7月31日まで。応募方法および審査方法は申請書を農林企画課へ提出していただきます。

 

北上市景観賞について (説明:都市整備部都市計画課)

  市民の景観に対する関心を高めていただき、地域の特性を生かした景観形成の推進を目指し、北上市の良好な景観づくりに貢献していると認められる建築物、工作物などを募集し、特に優れていると認めれられるものに北上市景観賞を贈るものです。募集対象は完成後概ね5年以内の建築物、工作物その他の物件、リフォームも含むもので募集期間は6月3日から8月30日までとなっています。応募方法はどなたでも応募でき、自薦、他薦は問いません。選考基準は北上市の 自然や歴史的風土に合ったまちなみ・景観を形成していることほか3つあるがそのうちのどれかに該当していること。特に優れていると認められた建築物工作物 の所有者、設計者、施工者を表彰します。なお表彰は2月に行う予定の景観まちづくりフォーラムで行う予定となっています。

市民公募型協働事業補助金「まちづくりチャレンジ補助金」について(説明:まちづくり部地域づくり課)

 地域社会の課題解決や地域活性化につながる事業に取り組む市民活動や地域コミュニティー活動、企業の地域貢献活動に補助を交付するものです。補助対象期間は単年度事業になるので3月31日までに実施していただきます。

  補助区分は3つ1.はまちづくりスタート型、設立5年未満の団体、平均年齢40歳未満の若い団体でまちづくりに取り組んでみたいという団体のため、10万円 を上限として審査も書類審査のみでこの型を設けています。2.が新規推進型、上限が40万円で書類審査とプレゼンテーションを行います。3.が推進発展型、1. と2.の事業を翌年以降発展させて行う事業が対象。こちらも上限が40万円で書類審査とプレゼンテーションを行います。

 公募期間は6月3日~24 日まで。13日に生涯学習センターで事前説明会を行い制度の概要や応募方法、また、これまでの事業活動の紹介を行う予定です。応募のあった事業に関しては 7月4日に公開プレゼンテーションを市民交流プラザで行い、採択事業を決定して事業を実施していただきます。

 

北上市の重要施策に係る説明と意見交換会の開催について (説明:企画部広聴広報課)

  市の重要施策について市民の皆さんへの説明と意見交換を行うため地域説明会を開催します。内容は水道の広域化による水道料金についてと災害時コミュニティ FMの整備について、夏油高原スキー場の今後の対応についてということで行う。開催日は6月4日~28日まで市内16地区の交流センターで開催します。

 

北上・みちのく芸能まつりについて(説明:商工部商業観光課)

  東日本大震災から2年が経過し復興へとすすんでいる中で、沿岸地域はもとより東北全体が心をひとつに力を合わせて元気になるため芸能まつりを開催し、北上からも元気を発信します。開催日は昨年までは8月第一週の土、日、月曜日であったが、今年から金、土、日曜日に変更します。市民参加型のまつりの充実を図 るとともに、芸能団体の後継者育成と芸能公演の充実を図り民俗芸能のまち・北上を全国にアピールします。

 日程は、まつりの初日、2日夕方から市民参加型のまつり・芸能まつりの前夜祭という位置付けで開催。駅前の大通りをお祭り広場として和太鼓の公演、みこしパレード、市民パレード、鬼剣舞の育成団体の大群舞の公演で1日目を締めくくります。2日目の3日は、各会場で日中から民俗芸能公演を行い、夕方からお祭り広場で各芸能公演を行い、鬼剣舞の大群舞で締めくくります。

 3日目の4日は、昨年までは月曜日ということで花火しかやっていなかったが、今年は日曜日ということで日中の芸能公演を 夕方まで行い、花火打ち上げ会場に観光客の皆さんを誘導する流れをつくります。芸能まつりの基本である芸能公演を2日間開催し、訪れる観光客に芸能の祭典を堪能してもらうことを目的とするとともに、滞在型観光を目指すものです。また、昨年は沿岸から虎舞8団体に来てもらったが今年も沿岸芸能団体の支援事業 ということで17団体に公演してもらうとともに今後の芸能活動の支援します。

質疑などその他

/1次でも2次でも3次でも単独で応募できるのか

→農産物を活用するものであればよい、1次農家が主体となった商品開発が対象と考えている。

/芸能まつりの昨年の入れ込み数、日程を変更したことで入れ込み予想はどれくらい増えるのか。芸能団体支援が交通費等支給での支援ということでよいか。

→昨年は29万4千人。今年は日程変更があるので35万人を目標にしています。虎舞は沿岸の団体が津波で衣装など流されたとのことで、出演料と交通費以外に芸能団体での道具とか衣装分として助成、現金を支給しました。

/虎舞以外にはどのような団体に声がけしているか

→沿岸地域の釜石、大船渡、大槌、洋野の鹿踊りにも声掛けしている

/地域説明会の出席者は

→上下水道部、商工部、企画部で市長は出席しない。担当各部での対応します。

/出た意見は具体的にどう取りあげるのか

→いただいた意見は広聴広報課で取りまとめ、関係各課へ報告し、参考にします。

/市の広報紙の市長のコラムで、展勝地のさくらでウソの被害があったとのことだったが、予算を組んでの対策は考えているのか

→まだ予算は組むまではいっていないが、弘前、大舘などのさくらの名所にどのような対策があるのか確認しているところ。検討の上、補正予算を組む予定です。

この記事に関するお問い合わせ先

都市プロモーション課 広報コミュニケーション係


〒024-8501
岩手県北上市芳町1-1本庁舎2階
電話番号:0197-72-8230
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更新日:2019年02月28日