定例記者会見・平成26年2月
平成26年2月4日(火曜日)の定例記者会見
とき:午前11時~11時40分
ところ:市役所本庁舎2階庁議室
1 「きたかみ景観資産」の認定と「北上市景観まちづくりフォーラム」について (説明:都市整備部都市計画課)
2 市職員による除雪ボランティア活動(第3回)について (説明:企画部総務課)
市長から
今日は、「『きたかみ景観資産』」の認定と『北上市景観まちづくりフォーラム』 について」と、市職員による除雪ボランティア活動についてです。きたかみ景観資産の認定については、100件超えを目標としておりましたが、今回念願の 100件超えができました。開催は、3月2日(日曜日)午後です。市職員による除雪ボランティアは、今回3回目となり、消防も含め150人を超える職員が参加 します。障がい者の皆さんや高齢者の皆さんのお宅で、頑張りたいと思います。
「きたかみ景観資産」の認定と「北上市景観まちづくりフォーラム」について (説明:都市整備部都市計画課)
はじめに「きたかみ景観資産」について説明します。平成21年度に北上市景観条例および北上市景観計画を施行しています。この制度は、地域の大切な景観資源の活用を見直し認め合うことで景観をきっかけとしたまちづくり活動につなげていくことを目指し、地域の景観資源の価値に加えて、それを守り・創り・育てる地域などの活動を併せて景観資産として認定するものです。これには、「景観としての価値があること(その景観を特定できるか誰でも見ることができるか)」、「地域の共感があること(地域や所有者の共感や了解があること)」、「景観づくりにつながるアイディアがあること(具体的な活動プランがあるかなど)」、「地域の景観づくりにつながる可能性があること(地域に景観づくりの輪が広がる可能性があるか)」の4つの要件があります。これまでの認定件数 は、平成21年度52件、22年度23件、23年度9件、24年度7件の91件です。本年度は、1月17日に行われた景観審議会で、申請のあった10件全 てがきたかみ景観資産に認定され、合計で101件となりました。
続いて、3月2日(日曜日)に予定している「北上市景観まちづくりフォーラム」について紹介します。このフォーラムは、市民の景観に対する関心を高め地域の景観活動を推進するために毎年開催しています。本年度は、きたかみ景観資産が 100件を超えたことと北上市景観賞が開始した記念すべき年となります。「景観まちづくりの可能性」をテーマに、「景観まちづくりのこれまで・これから 101の景観資産と景観賞」をサブタイトルとして開催し、三重大学大学院工学研究科准教授の浅野聡氏を講師に迎えての基調講演、きたかみ景観資産認定式と 北上市景観賞表彰式を行う予定です。きたかみ景観資産認定式では、本年度新たに認定された10資産に認定通知書と景観資産プレートを授与します。北上市景観賞については、本年度6件の建築物について選ばれています。表彰式では受賞者に賞状と記念盾を授与します。
市職員による除雪ボランティア活動(第3回)について (説明:企画部総務課)
北上市職員互助会と北上地区消防組合互助会では、地域の一員として積極的に地域活動に協力することを目的とし、北上市建設業協会で行っている除雪ボランティア活動と協力して、平成23年度から高齢者と障がい者世帯の除雪ボランティア活動に取り組んでいます。本年度は、2月8日(土曜日)午前8時30分に本庁舎正面玄関集合後、各現場へ移動し3~4人のグループで手作業で除雪を行います。除雪場所は、黒沢尻・飯豊・二子地区の高齢者および障がい者世帯50カ所程度、参加予定者は北上市職員互助会120人・北上地区消防組合職員互助会30人程度です。なお、北上市建設業協会では、重機を用いて行い、和賀地区などで110カ所程度を予定しています。
質疑などその他
/景観賞について、基本的なことを教えてほしい。認定された資産の中から選ばれるのか、また、いつ・どのようにして・誰が決定したのか。
→ 北上市景観賞は、昨年10月25日に景観審議会で審査会を行い、16件の申請から景観賞6件と審査員特別賞1件を決定しました。景観賞は、きたかみ景観資産とは別のもので、建築物または工作物を対象としているため、きたかみ景観資産は対象外としています。北上市の景観としては、どちらが上ということなく2 つを要因として景観の活動を進めていきたいと考えています。
/景観資産にしても景観賞にしても、残していくことが大切だと思うが市として支援のようなものはあるのか。
→金銭的な支援は、現在のところありません。今は、地域や事業所などを盛り上げていこうというところから始めています。また、新たにマップを作成し、ドライブやサイクリングなどのコース 設定に生かすことができればと考えています。各地区でも、景観を材料としたまちづくり(イベント)が進められているので、それも合わせて紹介できれば地域 づくりの応援につながるのではないかと思っています。
/景観資産は、今後増えていく可能性はあるのか。
→今までほどのスピードではないが、少しづつ増えていくと思います。
/被災者支援についてですが、先日のシンポジウムの際に市長から応援職員を6人に増やすという話があったが、何か要請に基づくものなのか。また、現在は何人か。
→要望を取りまとめた結果が各内陸の市長に依頼があり、北上市はその希望人数が6人だったので、現在の3人を6人にするものです。
/被災地応援職員は、今まではどういう分野でこれからの分野は決まっているのか。
→今は、大船渡市へ2人、大槌町へ1人です。大船渡市では、住民登録関係と税関係、大槌町では建設分野です。今後新たに応援する分野は、同じように住民登録・税・福祉と考えていますが、詳細は調整中です。
/被災地応援職員の長期派遣はどのくらいの期間か。また、一度北上市を退職という扱いか。
→1年間で、北上市からの派遣です。自治体によっては半年や3カ月というところもある。
/県内の自治体からの応援が増えているということは、全国からの応援が減っているということか。
→復興に係る職員数がだんだん増えてきていて追いつかないためで、外からの応援が減っているわけではありません。
/企業誘致等で求人が多く出ることに伴い対応しきれるのかという心配もあるが、市としてはどのような形で取り組んでいるのか。
→どんな人材がどこにいて、どこでどんな人材を必要としているかなどの情報収集のため、今月から商工部で1人増員し、職安とも連携して進めています。
/先日の石垣市との友好都市提携の会見の中で、市が他の団体をつないでいくという話があり、具体的な事例として教育部での小中学校の交流の話があったが具体的に進展はあったか。また、他の団体からはこんなことをやってはという話はあるか。
→ まだ1週間なので、具体的にはまだ進んでいません。観光面の団体は、物産の交流などすでに動き始めています。まちづくりの面でも、まちづくりをテーマに友好都市関係でサミットを行ったりしていたので話が出始めています。芸能まつりについても何らかの話は出てくると思います。
/市長の目から見て石垣市で魅力的な部分は。
→同じ国ですが、文化が違うため、観光・芸術文化などいろいろな面で刺激になると思います。
この記事に関するお問い合わせ先
- このページに関するアンケート
-
より良いウェブサイトにするために、このページのご感想をお聞かせください。
更新日:2019年02月28日