定例記者会見・平成26年4月

平成26年4月2日(水曜日)の定例記者会見

とき:午前11時~正午

ところ:市役所本庁舎2階庁議室

1 北上展勝地さくらまつりについて (説明:商工部商業観光課)

2 北上市人にやさしい街並み形成事業について (説明:都市整備部都市計画課)

3 江東こどもまつりでの雪を活用したイベントへの協力について (農林部農林企画課)

4 その他
  平成26年度新採用職員(スポーツ枠)について (企画部総務課)

 

市長から

 本年度もよろしくお願いします。今日は主に3件です。1件目は、開催まで3週間を切っている北上展勝地さくらまつりについてです。4月15日から5月6日まで恒例のさくらまつりを開催します。内容については例年とほぼ同じですが、昨年、みちのく三大さくらの名所ということで弘前市や角館市の桜と合わせてPRさせていただいたところです。また、花巻空港への台湾からの便があり多くのお客が訪れる予定であり、観光客の皆さんがスムーズに移動できるように注意を払い、きれいな桜を見てもらいたいと思っています。

 2件目は、北上市人にやさしい街並み形成事業についてです。これは、消費税対策も含めての実施で、昨年度・一昨年度に実施した住宅リフォーム等助成制度に引きつぐ事業です。今回は、秋に予定しているアジアマスターズ陸上など国際大会、あるいは2年後の国体・全国障害者スポーツ大会で、障がい者の皆さんが主要な場所を自由に歩いていただける街並みを作りましょうという趣旨もあり、主に店舗等のバリアフリーなどに力を入れた助成制度です。

 3件目は、江東まつりでの雪を活用したイベントへの協力です。これは、復興のために6次産業化の支援あるいは沿岸被災地や北上周辺の特産物を関東等につなげるという事をやってきておりその一環です。江東区長さんとのつながりがあって、こどもまつりのイベントに夏油高原スキー場の雪を使用するという話になりました。詳細については、担当から報告します。  

 

北上展勝地さくらまつりについて (説明:商工部商業観光課)

 北上展勝地さくらまつりは4月15日(火曜日)~5月6日(火・振休)の22日間、開催します。期間中のイベント内容は、例年と同様ですが、4月15日に開催式を行い同日から、観光遊覧船、渡し船、観光馬車の運行を予定しています。また、夜桜を楽しんでいただくため開花状況に合わせてライトアップも予定していますし、北上川には鯉のぼりを泳がせまつりの魅力をアップさせていきます。また、観光客のおもてなしのひとつとして民俗芸能、鬼剣舞公演も予定しています。そして今年も、「着物でさくら並木を歩こう」を4月27日に、黒沢尻歌舞伎の「さくら道中」も4月29日に予定しています。その他、新たなイベントで、小さいお子さんを対象におに丸くん・いも丸くんと写真を撮っていただく企画「ご当地キャラクターや観光キャラクターと写真を撮ろう」を、4月26日に予定しています。また、北上鬼剣舞連合会の協力を得て、桜並木で鬼剣舞の群舞を考えています。今回は、岩崎系の4団体を予定しています。正式名称は「桜並木鬼剣舞群舞震災復興祈念の舞」です。渋滞対策ということでシャトルバスについても4月後半の土日、連休を中心に運行をします。

 三大さくら名所の共通企画ということで、北上市・弘前市・仙北市(角館)でさくらまつりプレゼントキャンペーンを開催します。現地に行かないと答えられない、現地に行くと答えられるクイズを行い、抽選で温泉宿泊券などをプレゼントする企画です。

 

北上市人にやさしい街並み形成事業について (説明:都市整備部都市計画課)

 趣旨ですが、本年度から予定されているさまざまな国際大会や国体に向けて北上を訪れる皆さんに気持ち良く過ごしてもらうため、また消費税対策の事業です。

 内容は、住宅と店舗の2本立てになっています。住宅については、賃貸ではない、または賃貸する予定のない住宅を対象にバリアフリーを中心に対象とします。補助金額は、10万円以上の工事費の5分の1で、10万円が上限です。店舗については、風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律第2条に規定する店舗以外を対象に、バリアフリーや店舗ファサードの改修などを対象とします。補助金額は、住宅と同じですが、上限が20万円です。予算額は2,500万で、住宅が80件程度、店舗が40件程度の申し込みを見込んでいます。

 また、対象となるためには、1.市内に本店のある業者を利用する工事であること2.交付決定後に着手し、平成27年3月31日までに完了報告できること3.国、県、市の他の補助金制度を利用する部分以外であること、が条件になります。

 4月14日から5月16日の間に、書類をそろえて都市計画課に提出していただくことになります。申請期間内に予算を超えた場合は抽選になります。

 

江東こどもまつりでの雪を活用したイベントへの協力について (説明:農林部農林企画課)

 昨年度から農林企画課に新たに配置した産業連携係で、農畜産物などの地域資源を活用した6次産業化などの推進を主に担当していますが、昨年7月より復興支援員制度を活用し北上市地域産業連携復興支援員ということで登内芳也さんに来ていただいています。登内さんには、地域連携による新たな事業の創出や当市の農畜産物などの拡大の営業としての役割を担っていだたいており、その関係で縁ができたことによる事業です。

 開催日は、5月18日、主催者は江東区と江東こどもまつり実行委員会です。東京都立猿江恩賜公園で、子どもを集めて行うイベントで約6万人程度の集客です。内容は、夏油高原スキー場の協力を得ながら雪を運び、雪と遊んでもらうものです。国内屈指の積雪量を誇り、春のシーズンまでスキーができるなど、同スキー場のPR、当市の観光もPRできればと考えております。将来的には、雪を地域の資源として売り出したいと考えており、試験的な意味合いも込めてこの事業を行います。

 経緯については、今年2月に当市の復興支援員の登内が江東区長を訪問した際に、雪を活用したイベントができると東京の子どもたちも楽しめるだろうという話題が上り今回実現することになりました。実施方法ですが、夏油高原スキー場から会場まで、10トン程度の保冷車で雪を運びます。輸送料については江東区が負担します。北上市と夏油高原スキー場では、雪の積み込み作業や当日会場での積み下ろし作業、コーナーの運営などについて担当します。

 

質疑などその他

/さくらまつりのゆるキャラは、おに丸くんといも丸くんのほか来るのか。
→くわちゃんなど他のキャラクターに交渉していることろです

/さくらまつりのシャトルバスについて、今年は北上駅東口からはないのか。
→渋滞対策のため、今年は実施しません。主に渡し舟の利用をお願いしたいです。

/消費税があがることにともない、観光遊覧船や渡し舟などの料金もあがるのか。
→バスの駐車場協力金が、2,000円から2,500円に変更になりました。他は変更ありません。

/桜の開花の見込みはいつか。
→今後の天候で前後すると思われるが、商業観光課では基準木が21日、桜並木が23日頃と見込んでいます。参考までに、昨年は基準木が23日でした。

/将来的に雪を地域の資源として活用したいとの話があったが、特別な配慮などあるか
→北海道沼田町が雪を活用している自治体で、クリスマスシーズンに合わせ雪だるまを送ったりなどしている。このような事例を含めて、これから検討していきたいと考えています。

/雪の運びかたは
→保冷車を用意し、前日の夜出発し当日の朝に着く予定です。

/登内さんは北上の人か
→出身は埼玉県吉川市です。北上には週4日勤務。単身で来てもらっている。定期的に東京出張もあり、帰られることもありますが、基本的には北上に住んでいただいています。

/地域・産業連携復興支援は何の事業ですか。
→総務省の復興支援員制度という制度で、国から震災復興特別交付税という当該年度で補てんされる事業です。対象事業費がある程度限定されるので満額とはいきませんが、基本的にはその人の人件費や活動費については震災復興特別交付税で措置されます。

/夏油高原スキー場の売り込みの成果は。
→今年のウインターシーズンは、土日に雪が降りすぎて、除雪が間に合わないことがあった。人が多く来るときに雪が重なり、当初計画で見込んだ数字には少し届かなかったと推理している。しかし、雪が多い夏油の良さはこれから。春、他のスキー場が終わる時に、ゴールデンウイーク明けまで営業できる利点がありますので、これからまだ見込めます。

/夏油高原スキー場の売り上げがまとまるのはいつごろか。
→ウインターシーズンがゴールデンウイークまでとなりますので、そこで一度ウインターシーズンとしての経営的なしめを行うと思います。

 

平成26年度新採用職員(スポーツ枠)について

市長から

 平成26年度新規採用職員(スポーツ枠)についてですが、平成26年度にスポーツ枠として2人を採用させていただきました。1人は、南郷周英さん、平成2年まれ23歳、ソフトテニス。もう1人が田中裕丸さん、平成2年生まれ23歳、走り幅跳びです。

(説明:企画部総務課)

 本年度、初めて新規職員採用について新たにスポーツ枠を設定し、募集を行いました。趣旨ですが、平成28年度にいわて国体などが開催されますので、それに向けて盛り上げを図り競技力を向上させたいということです。その他、地域のスポーツの振興をはかるため、指導面などを担っていく人を確保していきたいということです。市職員についても、多様な人材を確保し活性化を図りたいという事が趣旨です。その選考の結果、2人を採用することになりましたのでご紹介します。

 まずは、南郷周英さんです。23歳、種目はソフトテニスです。配属先は財務部収納課です。もう1人は、田中裕丸さんです。23歳、種目は陸上競技です。配属先は生活環境部市民課です。実績などは、資料のとおりです。

 

質疑などその他

/抱負を聞かせてください。
→(南郷)目標は、いわて国体での優勝です。勝ちにこだわるのはもちろんですが、スポーツに興味を持ってくれるように、市民・県民がいわて国体に向けて盛り上がっていただけるようにこれからPRをしていきたいと思います。また、実際に開催した場合には、みなさんに感動を与えられるようなプレーをしたいと思います。
→(田中)いわて国体の優勝はもちろんですが、将来は世界選手権やオリンピックにこのまちから出場したいと思います。自分がそんなふうに羽ばたくことができれば、みんながついてきてくれると思うので、先頭を頑張って走りたいと思います。

/勤務は、通常の市職員と同じか。特例はないのか。
→同じです。残業などは、周りの職員に配慮してもらうことになります。

/競技は、所属はどうなるのか。
→(南郷)まだ、はっきりしていません。
→(田中)市役所で出る予定です。すでに、岩手陸協と東日本実業団に登録しています。

/田中さんは、なぜ北上なのか。
→自分の目標と北上市が目標とすることが一致しました。大阪と東京しか行っていなく、新たな地でいろんなことをしたいと思っていて、よくテレビで岩手を見て、印象に残っていました。自分にもできることがあるのではないかと思いました。

/練習はどこで行うのか。コーチなどはいるのか。
→(田中)基本的には競技場とかで、走る練習は河川敷や坂、神社の階段などです。
以前は、幅跳びの日本記録保持者の人にコーチをしてもらっていました。
→(南郷)黒沢尻北高校のソフトテニス部の監督とつながりがあるので、練習は、黒沢尻北高校で行う予定です。

/南郷さんは、ダブルスは誰と組むのか。
→まだ決めていなくて、これから相談したうえで決める予定です。

/田中さんの出身はどこですか。
→大阪府大阪市です。

/配属先は、国体関係ではなく市民課と収納課というのは何か意図があるのか。
→練習時間がきちんととれる課ということです。国体関係だと休日も仕事になったりするので練習時間が減ってしまうためです。

/指導も行うのか、それとも国体までは自分の競技中心か。
→(南郷)練習を黒沢尻北高校でと考えているので、本格的な指導とまではいきませんが、アドバイスしながら自分の練習をしようと思っています。現役を引退した後は、グリーンパークなどがあり盛んなので、小学生やジュニアなりに教えていけたらいいなと考えています。
→(田中)教えることで気付くこととかもあるので、できれば積極的に教えていきたいと思っています。

/身長と体重は。
→(南郷)身長は165センチメートル、体重は58キログラムです。
→(田中)身長は167センチメートル、体重は69キログラムぐらいです。

/走り幅跳びは、背の高さは関係あるのか。
→(田中)関係あると思います。日本選手権などに出場してきましたが、いつも自分が一番小さいです。でも、小さいからこそできることもあるので、そのへんを利用していきたいと思います。背が大きいと動きが鈍くなり、機敏に動けないこともあります。機敏に動けないとできない技術とかもあるので、そのへんを活かせたらと思います。

この記事に関するお問い合わせ先

都市プロモーション課 広報コミュニケーション係


〒024-8501
岩手県北上市芳町1-1本庁舎2階
電話番号:0197-72-8230
メールでのお問い合わせはこちら
このページに関するアンケート

より良いウェブサイトにするために、このページのご感想をお聞かせください。

このページは探しやすかったですか



探しにくかった理由は何ですか(複数回答可)



このページの内容は分かりやすかったですか



分かりにくかった理由は何ですか(複数回答可)



更新日:2019年02月28日