定例記者会見・平成26年6月
平成26年6月2日(月曜日)の定例記者会見
とき:午前11時~11時35分
ところ:市役所本庁舎2階庁議室
1 平成26年度「北上市景観賞」の募集について (説明:都市整備部都市計画課)
2 夏油高原新緑まつりについて (説明:商工部商業観光課)
3 その他
夏油温泉~経塚山への登山道に架かるトラス橋の崩落について (説明:商工部商業観光課)
市長から
国立競技場の座席移設に関して取り上げてもらい、多くの皆さんに関心を持ってもらいました。心から御礼を申し上げます。無事ファイナルセレモニーの中で贈呈を受けてきまして、6月29日の午前中から午後にかけてボランティアの皆さんと共に移設の作業をしてきます。昨日1日でボランティアの募集について、県内100人の募集に対して70人、県外・東京近辺に関しては500人の募集に対して135人の応募があり、好評のようでして予定の600人は集まるのではと期待しています。報道をこれからもよろしくお願いします。
今日の案件ですが、2回目になる平成26年度「北上市景観賞」の募集ですが、昨年度は初めてということもあって多くの応募があり、景観賞6件、特別賞1件を表彰させていただきました。今年は2年目ということで心配しています。応募件数・受賞件数とも少なくなるかもしれませんが、しっかりと続けていきたいと思っています。2件目は夏油高原新緑まつり、昨年はできませんでしたが、しっかりとやっていきたいと思います。沿岸のカキ小屋などは引き続きやっていきたいですし、おかみのそば屋など、おいしいものを提供していきたいですし、ぜひ夏油の新緑を皆さんに見ていただきたいです。
平成26年度「北上市景観賞」の募集について (説明:都市整備部都市計画課)
2回目となります。平成21年に景観計画の策定、景観条例制定し、市民が主体となった、あるいは市民と協働しての景観形成・景観づくりにさまざま取り組んでいます。この景観賞はその一環ということで、趣旨として市民の景観に対する関心を高め、地域の特性を生かした景観形成の推進を目指し、良好な景観づくりに貢献していると認められる建築物、工作物などを募集し、特に優れていると認められるものを「北上市景観賞」として賞するものです。対象は建築されてから5年以内の建築物、工作物その他の物件で、建物単体ということではなくその周辺の景観と調和する、あるいは魅力あるまちなみや景観の創出に寄与しているもの、この辺が審査のポイントになります。なお、公共の建物や違反建築物は対象になりません。募集期間は6月2日からホームページに掲載し、8月29日まで3カ月間募集します。応募方法はどなたでも応募できます。他薦でも結構です。応募用紙に書いて出していただくことになりますが、他薦の場合は所有者の同意をいただいてからになります。提出方法は郵送または持参です。選考基準は北上市の自然や歴史的風土に合ったまちなみ・景観を形成していることなど4点ありますが、その建築物や工作物が風景に馴染んでいること、景観として成立していることがポイントとなりますし、先駆者的役割が期待できることといったものが大賞になるのだなということで、市民の皆さんがご覧になって「うちもまねしてみようか」となるような先駆者役割を果たしていただけるものを期待しています。審査方法は景観審議会にお願いをしています。有識者の先生方の皆さんで現地も確認していただいた上で選んでいただきます。表彰は所有者だけではなく設計者、施工者それぞれ表彰させていただいています。2月末から3月上旬に開催を予定している景観まちづくりフォーラムの中で表彰させていただきます。市長からもお話がありましたが、本年度は2年目ということで、昨年は16件応募があり、6件表彰させていただきましたし、特別賞ということで1件表彰させていただきましたが、本年度は2回目ということで若干、応募が心配されるところではありますが何とか皆さんのご協力をいただきながら、一生懸命応募していただいて北上市の優れた景観を創るという意識をみんなで高めていければいいなと考えています。
夏油高原新緑まつりについて(説明:商工部商業観光課)
昨年度は、事業主の撤退で開催できませんでしたので2年ぶりの開催になります。開催日は6月7日(土曜日)・8日(日曜日)の2日間です。時間は午前10時から午後4時までです。内容ですが、ゴンドラ遊覧、夏油高原温泉郷PRとしておかみのそば屋でそばを販売、夏油高原うまいもの市場ではご当地グルメなどの販売、きたかみの農産物PRコーナーでは北上市の農産物をPRということで販売や試食を北上市機械化農業公社の主催で行います。ほかにも屋台の出店、ステージイベント、抽選会を行います。5月23日~6月8日まで抽選券を配付して、まつり当日にカントリークラブ招待券などが当たるような抽選会を行います。今年初めてになりますが、北日本リゾートさんが行うパラグライダーですが、2種類ありまして、数十メートルの体験が3,000円、タンデムフライトというインストラクターと一緒に飛ぶ体験を5,000円で行います。同時開催として、夏油高原インタープリターの会主催の夏油高原新緑トレッキング、夏油高原山楽会主催のハバラ谷地新緑トレッキングを行います。6月8日(日曜日)には、開館20周年記念大乗神楽大会が鬼の館で行われます。
夏油温泉~経塚山への登山道に架かるトラス橋の崩落について (説明:商工部商業観光課)
昭和58年に岩手県で建設していたトラス橋があり、委託管理業務を市で行っています。雪が解け、橋に天盤をかけて登山する人が通れるようにする作業を行うため、現地を確認したところ雪の重みでトラス橋が壊れて落ちているという状況を確認しました。もともとは県の自然保護課で設置したものですが、先週木曜日にこの状況が判明したので県に報告をすると同時に登山道の入口には注意喚起の張り紙をするという対応をしました。反対側の奥州の観光連絡協議会や県の森林管理所、山岳会、夏油温泉にも状況を連絡し注意を促している状況です。県では、現地に10日ころに入り状況を確認の上対策を検討するということでした。山岳会も同様に現地に入り、橋の崩落を見て川をわたることが可能か検証するという状況です。
質疑などその他
/トラス橋は鉄製のものか。また場所は。
→鉄製のものです。夏油温泉から登山道を1時間くらい登ったところです。
/トラス橋の崩落が分かったのはいつか。
→5月29日(木曜日)に現場に入った業者からの報告で分かりました。山岳会もこれから現地を確認する予定です。奥州市側からは登ることは可能です。
/夏油高原新緑まつりはいつからやっているのか。
→平成11年からで、昨年だけ実施していません。夏油高原まつりは春と秋におこなっているので、16回目となりますが、新緑まつりだけだと15回目となります。
/夏油高原新緑まつりはどのくらい入れ込みがあるのか。
→一昨年は4000人です。今年は5000人を目標としています。
/夏油高原新緑まつりの実行委員構成員は。会長はいるのか
→市、夏油高原スキー場会社、自治協議会、北上カントリークラブ、夏油高原温泉郷などです。会長はスキー場の社長の菅原三多英さんです。
/夏油高原新緑まつりに沿岸被災者を招待するか。
→招待は特にありません。
/夏油高原新緑まつりのイベント、パラグライダーは今年から行うものか。パラグライダーの指導者は誰か。
→今年から行うものです。指導者はG-リゾートアウトドアパークという会社が行います。
/夏油高原新緑まつりは、今の夏油高原スキー場の事業者になってから初めて行われるのか。
→そうです。
/温泉施設は利用できるか。
→施設利用はできます。
/夏油高原スキー場の事業者の決算の公表はいつになるか。
→決算は12月1日~11月30日なので、それを待たないと公表はできません。現段階で目標に近づけたと聞いています。機会を作って経営状況をお知らせしたいと思います。
/夏油高原スキー場のグリーンシーズンについて新緑まつり以外で目玉になりそうなものはあるか。
→秋の紅葉まつり、合宿誘致、合宿誘致はスポーツ、文化系は吹奏楽、施設の開放を考えています。北上観光コンベンション協会、スポーツ担当課に声を掛け、連携を取りながら誘致したいと思っています。誘致が正式に決まったときは報告したいと考えています。
/北上市景観賞について具体的に教えてほしい。選考基準にある歴史的風土とは。
→古くからの建築物をうまく生かした景観が創出されているようなものです。寺社仏閣や蔵などのモチーフを今のデザインに置き換えて利用したなど、デザインに工夫があったもの、道路と建物との空間を上手にデザインしたものなどでこれと決まったものではないです。デザイナーそれぞれに提案性があるもののことです。
/コンコード市に訪問時にシアトルに行くようだが、景観関係で行くのか。
→アメリカでは、スマートブロスというかたちでまちの発展をコントロールしながら土地を形成しているということなので、その方法が北上に少し似ているので見ながら行く予定です。沿岸支援のお礼も兼ねてマイクロソフト社にも行きます。
/北上景観賞の審査員の委員長はいますか。
→北上景観審議会の会長は弘前大学の北原啓司先生です。
/北上第1・第2発電所はどうですか。
→順調に発電しています。
この記事に関するお問い合わせ先
- このページに関するアンケート
-
より良いウェブサイトにするために、このページのご感想をお聞かせください。
更新日:2019年02月28日