(9) 県への重点要望(その1)
当市では、国(関係省庁、国会議員など)や県(県庁、県議会議員など)への要望活動を積極的に展開しています。当市単独で行うこともあれば、岩手県市長会などを通じて行うこともあります。特に道路関係では、関係市町と共に、商工会議所はじめ企業・団体などと期成同盟会を組織して実施しています。
このうち、当市から県への単独要望を7月9日に、県南広域振興局において、市側から市長・議長ほか市幹部職員、県側から知事・県南広域振興局長ほか県幹部職員、そして県議会北上選挙区選出議員の出席のもと実施しました。要望書は医療、教育、農業支援、社会資本整備など多岐にわたる24項目ですが、当日は時間の都合上、重点5項目に絞って、私から達増知事に直接説明しました。2回にわたり紹介します。
【24項目のうち重点5項目】
1.デジタル田園都市国家構想交付金の道路事業への支援
2.市街地再開発事業における県補助金の創設
3.工業団地整備等に係る県の積極的支援及び主体的取組
4.東北横断自動車道釜石秋田線北上JCT江刺田瀬IC間直線化整備
5.北上金ケ崎パシフィックルート整備
1.県を通じて国に申請する「デジタル田園都市国家構想交付金」は、先端技術産業に係る社会資本整備にも使える貴重な制度であり、本年度は、企業集積の進展による交通渋滞などを緩和するため、市道の拡幅や整備に同交付金の充当を要望。昨年度は北上工業団地の工業用水道(県事業)と下水道(北上市事業)に充当されました。
2.北上駅西口から中心市街地の再開発を推進するに当たり、国の補助金導入の際の自己負担分を市と事業者だけでは負担が大きいので、県の補助金の創設を要望(東北6県では、宮城・秋田・山形・福島の各県で制度あり)。
次号に続く。
北上市長 八重樫 浩文
(広報きたかみ令和6年9月号「お元気ですか 市長です。」より)
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更新日:2024年09月20日