(10) 県への重点要望(その2)
前号から続く。
3.工業団地整備等に係る県の積極的支援及び主体的取組
当市は、県内で最も早く市の事業で本格的な工業団地を整備し、企業ニーズに応えるべく県の協力もいただきながらさまざまな周辺整備を進めてきました。一方、県南地域に集積する半導体関連産業や自動車関連産業は、グローバルな企業活動を展開しており、二次展開や関連企業の立地は他県や海外との誘致競争となることがあるので、県が前面に立った主体的な取り組みを要望。
4.東北横断自動車道釜石秋田線(以下、釜石秋田道)北上JCT江刺田瀬IC間直線化整備
釜石秋田道は平成31年3月に全線開通し、太平洋側と日本海側の人流、物流を担う横軸幹線道路として重要な役割を担っていますが、東北自動車道の花巻JCTから北上JCTまで大きく迂回するルートのため、移動時間のロスが生じていることから、釜石秋田道の江刺田瀬ICから北上JCTまでの直線的接続を要望。
5.北上金ケ崎パシフィックルート整備
北上南部工業団地(北上市)、岩手中部工業団地(金ケ崎町)、江刺中核工業団地(奥州市)には、自動車製造企業とその関連企業、食品、製紙関係など釜石・大船渡の港湾利用が想定される企業が多数進出しており、交通量も増えていることから、釜石秋田道の江刺田瀬ICに至る国道456号や県道の整備拡幅、さらには口内地域などのバイパス化を要望。
北上市長 八重樫 浩文
(広報きたかみ令和6年10月号「お元気ですか 市長です。」より)
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更新日:2024年10月18日