(13)リーディングシティ&グローカルシティ北上(その1)
市民の皆さん、明けましておめでとうございます。
1周年となるこのコーナーの今年初テーマは「リーディングシティ&グローカルシティ北上」です。
当市は、市民協働のまちづくりにより“進化”を続けていますが、統計的にも岩手あるいは東北のけん引役となっています。まず、令和3年度の市町村内総生産は盛岡市に次いで県内2位です。特長的な工業分野は、令和5年の製造品出荷額が県内2位であり、1位の金ケ崎町と合わせて一つの地域とすると、東北1位の仙台市をはるかに超えます。
農業では、令和4年の米の産出額は県内4位、サトイモ、アスパラガス、ピーマンも県内屈指の生産額を誇ります。商業では、令和3年度の年間商品販売額が県内3位です。
文化芸術の分野でも昨年、NHK全国合唱コンクールで金賞を受賞し、紅白歌合戦にも出場した市内6中学校合同チームをはじめ、黒沢尻北小学校合唱部、上野中学校吹奏楽部、北上翔南高校鬼剣舞部など全国大会上位の常連として、児童生徒の活躍が光ります。こうした活躍を支える指導層の存在も大きく、全国に誇れる実績と伝統を築いています。また施設面でも、日本現代詩歌文学館や鬼の館、さくらホールfeat.ツガワなど当市独自の活動拠点があります。
このように、経済や文化芸術で当市は、県内や東北で先導的役割、すなわちリード役を担っており「リーディングシティ北上」と称することもできると思います。
また、当市は東洋経済新報社の「住みよさランキング」でも、県内上位をキープしています。安心度・利便度・快適度・富裕度の関係指標により評点されていますが、それらに関係する子育て支援や福祉、生活環境の整備など、さらに充実を図っていきたいと思います。
次号に続く。
北上市長 八重樫 浩文
(広報きたかみ令和7年1月号「お元気ですか 市長です。」より)
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更新日:2025年01月17日