新型コロナウイルス感染にご注意ください(令和5年10月5日更新)
岩手県内の新型コロナウイルス感染症の1医療機関あたりの患者数は、全国平均を上回る高い水準となっており(9月18日~9月24日週)、市内でも、1週あたり200人を超える陽性者数が確認されている状況です。
また、市内の医療機関では、救急医療や手術への影響が生じています。
市民の皆様には、基本的な感染対策を徹底いただきますようお願いいたします。
以下は、北上医師会長、北上済生会病院院長、岩手県立中部病院院長からのメッセージです。
北上医師会会長メッセージ
全国的に減少していた新型コロナ感染症に再度流行が見られています。
8月中旬から9月中旬までの新規発症者数は、北上市内だけで1日に100から150名、1週間では800から1000名とかなり多く、病院での手術や入院、救急患者の受入れにも影響が出ています。また、インフルエンザの発症も市内で毎日数名が確認され、今後はさらに増加すると予想されます。
皆様ひとりひとりの健康を守るため、そして起こりかけている医療崩壊を防ぐためにも、十分な感染の予防と対策、必要なワクチン接種を受けていただきますようお願いします。
令和5年10月2日
北上医師会
会長 岩淵 崇
北上済生会病院院長メッセージ
新型コロナ感染者の急増により、救急医療や手術にも影響が出ています。
医療提供体制の維持のため、場面に応じたマスクの着用や手指衛生など基本的な感染対策をお願いします。
また、重症化リスクを防ぐため、ワクチン接種を検討してください。
自分が感染者であるかもしれないと考え行動してください。
大切な命を守り、医療崩壊を防ぐのは皆さん一人一人の行動にかかっています。感染拡大の防止の徹底に最大限の協力をお願いします。
令和5年9月27日
社会福祉法人恩賜財団済生会
北上済生会病院院長 一戸 貞文
岩手県立中部病院院長メッセージ
当院では現在、入院、外来共にCOVID-19感染者数が急増しており、救急医療や手術に影響が出始めています。
この状況が更に悪化すると、市民の皆さんに必要な医療を提供出来なくなる可能性もあります。
そこで、地域の皆さんには、今一度基本的な感染対策の徹底をお願いいたします。
令和5年8月25日
岩手県立中部病院
院長 吉田 徹
感染対策、マスク着用の考え方
有効な感染対策は以下のとおりです。
- 換気
- 手洗い、手指消毒
- マスク着用
なお、感染対策は個人、事業者の判断が基本となります。本人の意思に反してマスクの着脱を強いることがないよう、ご配慮をお願いします。
(厚生労働省)感染対策 (PDFファイル: 439.8KB)
(厚生労働省)マスク着用は個人の判断 (PDFファイル: 191.0KB)
事前の備え
あらかじめ、抗原検査キットや解熱剤などの常備薬を準備しておくと安心です。
症状が重くない場合には、まずはご自宅で、国が承認した検査キットを使って感染しているかどうか調べることができます。
(厚生労働省)抗原定性検査キット (PDFファイル: 420.5KB)
(厚生労働省)体調に異変を感じたら (PDFファイル: 547.2KB)
発熱などの症状が出た時の相談
1.かかりつけ医
2.外来対応医療機関
3.いわて健康フォローアップセンター
電話:0570-089-005
ファックス:050-3730-7658
受付時間:24時間(土日祝日含む)
家族やお子さまが感染した場合の対応
家族やお子さまが新型コロナウイルスに感染したときに家庭でできる感染対策のポイントは以下のとおりです。
- 窓を開けて換気
- 部屋を分ける
- マスクを着用
- 手洗いなどの手指衛生
(厚生労働省)家族が感染した時のポイント (PDFファイル: 388.5KB)
(厚生労働省)お子さまが感染した時のポイント (PDFファイル: 472.3KB)
療養後も症状が続く場合
新型コロナウイルス感染症の罹患後症状、いわゆる後遺症については、いまだ不明な点が多いです。
罹患後症状に悩む方々に向けた情報は、下記のとおりです。
【厚生労働省ホームページ】新型コロナウイルス感染症の罹患後症状(いわゆる後遺症)について
【岩手県ホームページ】新型コロナウィルス感染症の罹患後症状(いわゆる「後遺症」)について
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更新日:2023年10月05日