【介護事業者向け】介護従事者向けアンケート集計結果

　介護事業所への支援策を検討するため、令和3年2月12日から3月14日までの約1ヵ月間、介護従事者向けにアンケートを実施しました。スマートフォン等を使用したオンライン上でのアンケート実施としましたが、多くの方に御協力いただき378名の方から回答をいただくことができました。アンケートにご回答いただいた介護従事者の皆様、職員の方への周知にご協力いただいた介護事業者の皆様、本当にありがとうございました。

　アンケートの集計結果の詳細は上記ファイルを確認してください。なお、概要は下記のとおりです。この内容を踏まえて、北上市では介護現場の負担軽減につながる支援策を考えてまいります。

　最大3つまでの回答としたところ、3分の1以上の方が感染症対策と腰痛等の身体的な負担を感じていることがわかりました。特に、介護職員に限定すると半数以上の方が身体的負担を訴えておりました。また、書類関係の処理に負担を感じている方も多く、整理・記録作成を合計すると、半数を超えました。

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　「介護現場の生産性向上に介護ロボットやICTの活用が役立つか」との問いに対し、6割近い方が役立つと回答いただきましたが、3分の1以上の方が「わからない」との回答でした。介護ロボット等の詳細な情報が認知されていないことが推測されます。

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　電子申請を要望する方が約4割と最多でした。土日祝日の窓口を望む方も3分の1程度いらっしゃいましたが、窓口に来なくても手続きができるようになれば、土日祝日の窓口対応を望む方の要望に応えられるのではないかと思います。

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　複数回答可能としたところ、8割以上の方が感染リスクに不安を感じていることがわかりました。また、半数近くの方が外出等の制限を負担に感じており、新型コロナウイルス感染症が職場だけではなく、生活面でも大きな影響を与えていることが明らかとなりました。

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　厚生労働省では、介護分野の生産性向上のための取組として、ガイドラインの作成やe-ラーニング支援ツールを提供しています。詳しくは厚生労働省ホームページを確認いただき、ご活用ください。