救急医療情報キットを無料配布します
緊急時に迅速に救急活動が行えるよう、かかりつけ医療機関や持病などの緊急時に必要な情報を保管する「救急医療情報キット」を無料で配布します。
65歳以上のひとり暮らし高齢者等に、救急医療情報キットを配布します
高齢者の安全と安心を図るため、65歳以上のひとり暮らし高齢者などに対し、かかりつけ医療機関やかかっている病気などの緊急時に必要な情報を保管する救急医療情報キットを無料で配布します。
救急隊は、救急活動中に必要と判断した時に、救急医療情報キットの情報を迅速な救急活動に役立てます。
救急医療情報キット利用方法
かかりつけ医療機関名やかかっている病気、緊急連絡先などを「救急医療情報用紙」に記入の上、専用の容器に入れ、冷蔵庫の扉の内側に入れておきます。 マグネットを「冷蔵庫外側の右上」に貼り付けることで、救急隊は救急医療情報キット保持者と判断します。
マグネットシールの貼り付け場所
マグネットシールは冷蔵庫の外側右上に貼りましょう。
救急医療情報キットの保管場所
救急医療情報キットは冷蔵庫の扉を開けて、扉の内側に置きましょう。
配布場所
(1) 北上市役所長寿介護課本庁舎1階17番窓口(全地区)
(2) お住まいの地域を担当する地域包括支援センター
- 地域包括支援センターいいとよ(黒沢尻北・飯豊)
- 地域包括支援センター北上中央(相去・鬼柳)
- 地域包括支援センター展勝地(二子・更木・黒岩・立花・口内・稲瀬)
- 地域包括支援センター本通り(黒沢尻東・黒沢尻西)
- 地域包括支援センターわっこ(江釣子)
- 地域包括支援センターわっこのわ(和賀)
救急医療情報キット一式
- 救急医療情報容器(ボトル型)
- マグネットシール1枚(冷蔵庫添付用)
- 救急医療情報用紙
救急医療情報キット利用イメージ
- 体調が悪くなり、119番通報します。
- 救急隊員が到着・救急活動をします。
- 冷蔵庫の右上にマグネットシールがあれば、救急隊員が冷蔵庫を開けてキットを確認します。(キットを必要と判断した場合のみ)
- 搬送する際、病院と情報を共有することで、迅速な対応につながります。
いわて中部ネットとの連携について
「救急医療情報キット」は、緊急時に最低限必要となる情報を保存しています。一刻を争う緊急事態に迅速に情報を活用するための仕組みです。
「いわて中部ネット(岩手中部地域医療情報ネットワークシステム)」は、かかりつけ医や薬の情報、既往歴、介護サービスの利用状況などの情報を一つに集約し、管理します。緊急時のみならず、病院に搬送されて以降も、情報を有効に活用できる仕組みです。
二つの仕組みを合わせて利用することで、情報を迅速に的確に救急隊員や病院関係者などが把握することができ、利用者の包括的な支援に役立てることができます。
救急医療情報キットの申請の際に、合わせて「いわて中部ネット」の加入申請も受け付けています。加入には申請書の提出が必要となりますので、希望される方は医療保険証、介護保険証をご持参の上、救急医療情報キット「配布場所」までお越しください。
(注)「いわて中部ネット」は特定非営利活動法人岩手中部地域医療情報ネットワーク協議会が運営しています。詳細についてはホームページをご覧ください。
注意事項
- 情報キットに入れた情報用紙の内容に変更があった場合は、その都度、ご自身で新しい内容に更新してください。万が一のときに備えましょう。
- 冷蔵庫にステッカーが貼ってある場合は、本人や同居人などの同意を得ることなく、冷蔵庫を開けて救急医療情報キットを取り出すことがあります。
- キット(筒)の中に入っている救急情報については、北上地区消防本部の救急隊と、搬送先の医療機関が救急医療に活用することをご了承ください。
- 所定の位置にステッカーが貼られてなかったり、所定の位置にキットを保管していなかった場合は、情報が活用されないことがあります。
- 救急医療情報キットは、救急隊が救急活動に必要と判断した場合に活用しますが、状況によっては活用されない場合があります。
- 本人の状態によっては、「かかりつけ病院」に搬送されない場合があります。また、キット内に「救急隊の伝言」があっても、必ずしもその伝言を実行できるものとは限りません。
- 救急医療情報キットは大切に保管し、他人に譲渡したり、故意に破損させたり、他の用途に使用しないでください。
救急医療情報キットパンフレット (PDFファイル: 818.2KB)
更新日:2023年04月01日