第256回9月通常会議（令和2年9月）意見書

件名：『新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書』

【概要】
●地方税、地方交付税などの一般財源総額を確保すること。その際、臨時財政対策債の発行額の縮減に努めるとともに、償還財源を確保すること。
●地方交付税については、引き続き財源保障機能と財源調整機能の両機能が適切に発揮できるよう総額を確保すること。
●思い切った減収補填措置を講じるとともに、減収補填債の対象税目についても、地方消費税を含め弾力的に対応すること。
●税源の偏在性が小さく、税収が安定的な地方税体系の構築に努めるとともに、国税・地方税の政策税制については、積極的な整理合理化を図り、新設・拡充・継続にあたっては、有効性・緊急性を厳格に判断すること。
●固定資産税について制度の根幹に影響する見直しは行わないこと。先の緊急経済対策として講じた特例措置は、今回限りの措置とし、期限の到来をもって確実に終了すること。