【好評につき期間延長】第32回埋蔵文化財展「掘り出されたくらし」を開催中です!

開催期間
令和7年3月26日(水曜日)から5月6日(火曜日)まで
開館時間は午前9時から午後5時まで(入館は午後4時30分まで)
会場
北上市立博物館 多目的室
住所 〒024-0043岩手県北上市立花14地割59番地
観覧料
無料です。
ただし、博物館の常設展示及び特別展示を見学する場合は有料です。
主な展示遺跡
令和4・5年度に北上市内で実施した発掘調査の成果について、遺物やパネルを用いて展示します。
1.八天遺跡(更木):国指定史跡。縄文時代の大規模な集落跡及び祭りの場です。史跡整備に向けて内容確認調査を継続して行っています。今回の調査では縄文時代後期(約4000年前)の盛土遺構、炉跡、土坑、柱穴状土坑、子ども用のお墓など、たくさんの遺構が見つかりました。
2.下仙人館跡(和賀町岩沢):遺跡内には重要文化財建造物の多聞院伊澤家住宅があります。この調査は、伊澤家住宅への消防防災道路を建設するために行いました。縄文時代の竪穴住居跡2棟、土坑10基、中世の堀跡3条、近代の馬を埋葬した土坑2基が見つかりました。堀跡からは室町時代の終わり頃(16世紀後半)に流通した「聖宋元宝(せいそうげんぽう)」の模鋳銭(中国から渡来した銭を日本国内で独自にコピーしたもの)が出土したことから、この時期には城館として利用されていたと考えられます。
他10遺跡(藤沢遺跡、唐戸崎遺跡、蛭川遺跡、鳥海柳遺跡、牡丹畑遺跡、羽場遺跡、滝ノ沢遺跡、二子城跡・馬場野遺跡、堰向(2)遺跡)を展示しています。
市内の各地に埋もれた、人々のくらしを展示しています。ぜひご来場ください!
左:下仙人館跡出土銭貨「聖宋元宝(せいそうげんぽう)」 右:八天遺跡出土腕輪
この記事に関するお問い合わせ先
文化財課 遺跡保護係
〒024-0043
岩手県北上市立花14-62-2
電話番号:0197-65-0098
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更新日:2025年02月21日