浜 夢助

浜夢助(1890~1960)本名・喜三郎 仙台市生まれ

文学碑写真

(平成3年 北上市教育委員会建立)

人の和の
 永遠にして
  まどかな灯

 浜 夢助は早くから文芸に関心を持ち、はじめ短歌や俳句、川柳などをさまざまな雑誌に投稿していましたが、やがて川柳に専念。昭和4年に河北新報社が「河北くらぶ」を発刊するとその川柳壇選者として迎えられました。同12年には「川柳北斗」を、22年には「川柳宮城野」を創刊主宰し、長く東北地方の川柳界のリーダー的存在として活躍。多くの川柳作家を育てあげましたが、その一人に北上(黒沢尻)の高橋放浪児がいました。

 放浪児は32年1月に川柳北上吟社を創立、同時に「川柳北上」を創刊し、岩手県の川柳壇の基礎を築 いた人物で、展勝地陣ケ丘(博物館駐車場わき)には「春光に生きとし生けるもの動き」(昭和49年建立)の碑が建っています。放浪児の自宅である「川柳北上吟社」は市内本通りにあり、夢助も何度かここを訪れています。

 仙台を中心に東北地方の川柳の隆盛に大きな役割を果たした夢助と、北上から岩手県の川柳の興隆に力を尽くした放浪児、その師弟の縁が深い本通り(岩手銀行北上支店前)に夢助の碑が建てられています。

(岩手銀行北上支店前)

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更新日:2019年02月28日