使い捨てプラスチックの使用削減に取り組みましょう
プラスチックの問題
プラスチックは、成形しやすく軽くて密閉性も高いため、製品の軽量化や賞味期限の延長を可能にするなど私たちの生活に貢献しています。
一方、現在、世界全体で年間約800万トンものプラスチックごみが海に流入しています。このままのペースが続くと海洋プラスチックごみと魚の重量比が2050年には、1:1(2014年は1:5)になると言われており、次のような地球規模の課題があります。
プラスチックは、分解されないため海にずっと残るだけでなく、PCB等の有害物質が付着しやすいと言われています。 海中に漂うプラスチックを海洋生物が間違えて食べてしまうことのほか、プラスチックに よって傷を負ったり死んだりすることもあります。 |
(参考:環境省「令和元年版環境・循環型社会・生物多様性白書」)
環境省「海洋ごみ学習教材(小中学生用)」 (PDFファイル: 5.3MB)
環境省「海洋ごみ学習教材(高校生用)」 (PDFファイル: 8.0MB)
政府広報オンライン「海のプラスチックごみを減らし、きれいな海と生き物を守る」
海洋プラスチックごみの発生原因
海洋プラスチックごみの約80%が陸上で発生し、川から海に流入していると言われています。
原因として、次のことが考えられます。
・ポイ捨てや不法投棄 ・集積所等からのごみ散乱 |
私たちにできる使い捨てプラスチックごみを減らす取り組み
きれいな海と生き物を守り持続可能な社会に向け、3R(資源の節約、再使用、再資源化)に心がけ、プラスチックごみを減らす取り組みをしましょう。
・マイバッグを持参し、不要なレジ袋を断る。 ・ストローやスプーンなどの使い捨てプラスチックを断る。 ・マイボトル、マイカップを利用する。 ・集積所から確実に回収処理されるよう、ごみを正しく出す。 ・海、川、山のレジャーではごみを持ち帰る。 ・ポイ捨てや不法投棄をしない。 ・クリーン活動を行う。 |
岩手県全体を通した活動
岩手県内で行われている環境保全活動は年間1000回以上になります。
その活動の一環として、令和3年7月8日に西和賀町で「和賀川の清流を守る会河川パトロール及び清掃活動」が行われ、北上市・西和賀町の多くの関係者が参加しました。
令和3年度岩手県内で取り組んでいる海洋ごみ削減活動の「海ごみ対策with岩手県」については下記リンクをご参照ください。

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更新日:2021年07月21日