消防団員の免許取得補助制度ができました。

北上市では、消防団員の運転免許取得支援事業を開始しました。

1 対象者
 全消防団員のうち、
(1)保有免許が普通免許(平成29年3月以降に取得し、最大車両総重量が3.5t未満)の者
(2)AT限定免許の者
       

2 対象となる取得免許と補助金額
(1)準中型免許(車両総重量7.5t未満まで)・・・最大15万円
(2)AT限定解除             ・・・最大5万円

 注1 補助対象は自動車教習所に要する費用のみで、県証紙代、追加教習費用、
    免許センター手数料は対象外です。
 注2 補助金交付の前に、教習所に立て替え払いする必要があります。
 注3 免許がない者がこの制度を利用し準中型免許を取得する場合の補助額は、
    「準中型免許料金-普通免許料金」の差額となります。
 注4 中型・大型免許等の取得は補助対象外です。


3 条件
(1)分団長の推薦
(2)制度利用による免許取得後、5年間団員活動を続ける誓約書

 

4 利用方法
(1)市内の自動車教習所へ行き、取りたい免許の費用見積書をもらう。
(2)危機管理課に申し込み書類を提出する。
(3)危機管理課の承認が出たら、自動車教習所へ入校を申し込み、
    費用全額を支払う。(領収書は要保管)
(4)教習を受け、卒業したら免許センターへ行き免許の交付を受ける。
(5)危機管理課に完了報告書類を提出する。
(6)危機管理課から補助金を受け取る。

 

【制度背景その1 免許制度と消防車両】
 運転免許制度が度々改正され、「普通免許」で運転可能な車両総重量が年々縮小されています。

(普通免許の取得時期と現行区分)
 平成19年5月以前に取得         ・・・中型免許(車両総重量8t未満まで)
 平成19年6月~平成29年2月に取得・・・準中型免許(車両総重量5t未満まで)
 平成29年3月以降に取得         ・・・普通免許(車両総重量3.5t未満まで)

 消防団の消防車両は、「可搬ポンプ積載車(車両総重量約3t)」と「ポンプ車(車両総重量約4t)」
の2タイプありますが、平成29年3月以降取得の普通免許では「ポンプ車」が運転できなく
なってしまいました。
 ポンプ車を運転するためには、ワンクラス上の「準中型免許(車両総重量7.5t未満まで)」が
必要となります。
 

【制度背景その2 AT限定免許の増加】
 近年若年層を中心に「AT限定免許」取得者が拡大傾向にありますが、消防団の消防車両は
ほとんどがMT仕様です。今後は消防団に入っても「MT仕様の消防車両は運転できない」方が
増える恐れがあります。
 

この記事に関するお問い合わせ先

危機管理課 消防係

〒024-0083
岩手県北上市柳原町2-3-6
電話番号:0197-72-8305
メールでのお問い合わせはこちら
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更新日:2021年05月06日