北上市住生活基本計画を策定しました
このたび市では、市内の良好な住環境を形成し、安全安心なくらしを実現するため、市の住宅政策の基本理念や方向性を定めるとともに、市民や企業・団体等と目標を共有し連携して取り組む指針となる「北上市住生活基本計画」を策定しました。
市民、企業、団体、行政等が連携・協力して、「いつまでも住み続けたい魅力ある住まいづくり」に一緒に取り組んでいきましょう。
計画の位置づけ
本計画は、北上市総合計画に掲げるまちづくりの将来像「“うきうき”“わくわく”するまち北上」を実現するための基本目標のうち、主に「くらし」に関する個別計画です。
また、本計画は住生活基本法に基づく「住生活基本計画(全国計画)」及び「岩手県住生活基本計画」と整合を図りつつ、市の現状や将来予測、市民ニーズ等を踏まえて、ハード・ソフトの両面から「生きる喜びと生涯安心のくらし」の実現につながる基本方針、施策等を定めるものです。
計画期間
令和4(2022)年度から令和12(2030)年度までの9年間
計画概要
計画の概要(全体像)は次の資料のとおりです。
【概要版(両面1枚)】北上市住生活基本計画 (PDFファイル: 1.4MB)
基本理念
いつまでも住み続けたい魅力ある住まいづくり
~仕事と暮らしが調和した「あじさい都市の住生活」の実現~

仕事と暮らしが調和した「あじさい都市の住生活」のイメージ図
基本目標
基本目標1 ニーズに合わせた多様な住まい方の実現
本市で働き次代を担う若者・子育て世帯をはじめ、市の持続的発展を支える多くの人々が、それぞれの価値観やライフスタイルに伴うニーズに応じた多様な住まい方が実現できる環境を整備します。
基本目標2 良質な住宅ストックの形成と利活用の促進
多くの人々が望む災害への備えや地球環境問題等に配慮して、住宅が良い状態で長く使われるよう、安心して快適に暮らすことができる良質なストックを形成していくとともに、人々の住み替え等による利活用を促進します。
基本目標3 地域の特性を活かした住環境の形成
多様な都市機能が集積する中心市街地や、自然に恵まれゆとりある暮らしができる郊外部等の地域特性を活かし、人々が住みたい、住み続けたいと思う住環境を形成します。
重点テーマ
これからの市全体の持続的発展のためには、個別の施策に取り組むだけではなく、各視点や分野の枠を越えて横断的に取り組んでいく必要があります。そのため、全体的な視点から特に重要とするテーマ(重点テーマ)を次のとおり定め、各施策等の実施主体が互いに連携・協力して横断的かつ積極的に取り組むこととします。
【重点テーマ】
- 若者が住みやすく、子育てしやすい住宅・住環境づくり
- 働きながら住みやすい住宅・住環境づくり
- 住宅確保要配慮者に対する住宅セーフティネットの充実
- あじさい都市の核となる拠点への居住の誘導
計画の進行管理等
市民や企業、関係団体等と連携・協力しながら関連施策等を推進するとともに、成果指標評価や事業手法の改善提案等のマネジメントを行うことで、市民ニーズに対応した着実な計画の推進を図ります。
関係書類等
【概要版(小冊子)】北上市住生活基本計画 (PDFファイル: 2.2MB)
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更新日:2023年04月21日