北上市の農業(4月)
平成29年度も始まりました!
和賀町藤根では今年もざぜんそうが見事に咲いております。 ざぜんそうは自ら発熱する珍しい植物です。発熱するメカニズムは解明されておらず、貴重な研究材料にもなっております。 春といえば種まきシーズンです。 まずは二子さといもの種芋出しの様子です。
二子さといもの種芋はお店などで販売しておらず、各家庭で代々保存しているものを使います。
軒下やビニールハウス内で乾燥させたら次は芽出しをします。
トマトの苗作りも進んでおります。
トマトはただ苗を育てるだけでなく、接ぎ木をするらしいです。
りんごやブルーベリーなどの果樹でやることは知っていましたが、野菜でもやるんですね。
接ぎ木とは?
2種類の植物をくっつけて1つの個体にする技術です。植物の株を増やすだけでなく、作物によっては病気の予防や品質向上などの効果もあります。
おまけ
昨年度は1月で更新がとまっておりましたが、12月23日に撮影した雪下キャベツの様子をここでさらします。
雪下キャベツです。(撮影した日の前の週(12月18日)までは本当に雪の下から掘ってました)
雪国の冬は「雪が降るから農業ができない」と言われますが、逆に「雪があるからできる農業」もあります。
雪の下は温度が一定に保たれるため、雪のおかげで作物が凍って駄目になるなんてことがありません。(雪がなくてもなんとか外葉が焼けるくらいで済んでますが・・・)
こんな感じで今年も情報をお届けしていきたいと思います。
この記事に関するお問い合わせ先
- このページに関するアンケート
-
より良いウェブサイトにするために、このページのご感想をお聞かせください。
更新日:2019年02月28日