北上市の農業(10月)
10月といえば稲刈りシーズン

今年は雨続きでなかなか稲刈りもできなければ、取材にも行けませんでした。
なので、飼料用米(畜産用の餌米)の収穫作業です。
とはいえ、普通の食用米と作業は同じです。

そういえば今年は、夏から秋にかけて天気が悪かったですね。
おまけに台風も珍しく通過し、稲もだいぶ倒されてしまったようです。
撮らせていただいた田んぼはあまり被害を受けてなかったため、ザクザク作業しておりました。
他のところは稲を起こしたり、手刈りしたりと苦労したようです。


自脱型コンバインは刈取と脱穀(米の部分を茎から外すこと)を同時に行える優れものです。
余分なわらは田んぼに戻します。
わらはそのまま田んぼにすき込みますが、牛にとっては来年の貴重な餌になります。
なので、畜産農家さんも来年の餌集め、わらの収穫作業(わら上げというそうです)で大忙しです。
わらの収穫に使うのは、田んぼ一面に広がるわらをかき集め、時に散らして乾燥させるレーキ
集めたわらを丸め込むロールベーラ
丸まったわらを掴んで運ぶベールグラブ
などなど、たくさんの機械が使われます。
10月28日、29日には花巻農協の北上地域農業祭も行われました。
農業祭と言ったらやっぱり品評会ですね!
美味しそうな農作物やきれいなお花などが陳列されています。
「こんなところあったの?」という方は、来年探してみてください。
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更新日:2019年02月28日