北上市の農業(2016年4月2回目)
みんな知りたい!私も知りたい!
そんな北上市の農業を季節ごとに紹介していきます。
今回は北上市の基幹作物である水稲(お米)の種まき、苗作り作業の紹介です。
(北上市の農地は約9,000haあり、そのうち半分以上でお米が作られています。)
水稲の種子を育苗箱に播く前に、まずは催芽(芽出し)を行います。
催芽は30度ほどの水につけて芽を出す作業です。
お米からピロッと出ている白いものが芽です。

水稲の種まきにはこの機械を使います。

機械に育苗箱と種子、培土をあらかじめセットしておけば1時間で約200枚ほど播種してくれます。
育苗箱や種子、培土を定期的に補充する手間はありますが、想像していた播種作業より遥かにシステマチックです。
機械を通して作られた育苗箱がこちらです。

培土と種子が育苗箱に均一に敷き詰められており、結構な重さになります。
育苗箱は育苗器に入れられ、しばらくの間芽を成長させていきます。

これからさらに外気に慣れさせ、ビニールハウスの中で苗を育てていきます。
お米の育苗を見ていると結構繊細なように感じますが、直播栽培という栽培方法もあるので侮れません。
育苗作業は地域や経営規模、作業体系で農家さんごとに異なるそうです。
今年の秋には新品種の「銀河のしずく」がデビューし、また来年には「岩手118号」という新品種もデビュー予定です。
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更新日:2019年02月28日