北上市の農業(2016年4月3回目)
桜の花も散り初め春も名残惜しいところですが、それと時期を同じくして、北上市の特産品であるあれも動き始めます。
そう、アスパラガスです。

桜の終わりはアスパラの始まりとはよく言ったもので、これから大地を突き破って太くたくましいアスパラガスがビョコビョコ出てきます。
ほとんどの農産物で言えることですが、特にアスパラガスは採れたてが一番です。
採れたてフレッシュなアスパラガスを是非ともご賞味ください。
さて、話題は変わりまして今度は北上市で最近生産の増えているねぎの定植作業です。
ねぎの定植にはこれを使います。

定植機の上に苗を置いてひっぱるだけで、溝を切ってねぎを植えて土を寄せる一連の作業が完結してしまいます。
ちなみにねぎの苗がこれです。

苗床にはチェーンポットという紙でできた鉢が使われます。
定植後の畝がこちら

ねぎは育っては土を寄せ、また育っては土を寄せを繰り返し、太く長くしていきます。
今回植えたものは8月くらいにはお店で並んでいるような立派なものになります。
二子さといもの芽出しも行いました。
芽出しは伏せ込み床にびっちりさといもを敷き詰めます。

さといもは温暖な地域で作られているため、北上市のような春先も肌寒い地域では、暖かいハウスの中やトンネル資材等で温度をかけて一気に芽を出させます。
芽出しをしないで植えると大きくならなかったり、芽が出なかったりするそうです。

しかし最近は春でも暑い日があり、そういう時はハウスの横を開けたり、トンネル資材を外したりと、手間がかかります。
油断していると暑さでさといもが腐れてしまいます。
芽出しした芋はゴールデンウィーク明けに植えられます。
撮影日時
アスパラガス:4月25日
ねぎ:4月13日
さといも:4月12日
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更新日:2019年02月28日