二子さといもの収穫作業体験を行いました
北上市農業委員会では、食と農の大切さを次世代の子ども達に伝え、農村文化を守るために、平成26年から「食育・食農体験活動」を実施しています。
今年は、10月22日土曜日に上江釣子内の畑で、市内の小学生の親子を対象に「二子さといもの収穫作業体験」を行いました。
講師として、上江釣子の農家の菊池光浩さん(農業委員)と菊池ユリ子さんに御協力いただき、当日参加した8家族(22人)が、二子さといもの収穫に挑戦しました。
収穫作業体験
大人の背丈ほどもある里芋の茎を鎌で刈り取り、スコップで株を掘り返します。1つの株に大小合わせて10個以上の里芋が付いているので、持ち上げるのは一苦労のようでした。
掘り起こしたら、手作業で株から里芋を取り外していきます。
機械作業見学
収穫作業後、機械での収穫作業を見学させていただきました。
掘り起こしの際は予め茎を刈り取っておき、トラクターで一気に掘り起こしていきます。
菊池さんが所有する分離機は、現在は製造されていない貴重な物で、部品を修理しながら大切に使用しているとのこと。なかなか見ることのできない機械とその迫力に、皆さん興味津々でした。

当日は天候にも恵まれ、絶好の収穫日和となりました。
参加いただいた皆様には、今回の作業体験を通して、二子さといもの歴史や農作業の苦労、収穫の喜びを学んでいただきました。御参加いただき、誠にありがとうございました。
更新日:2022年11月01日