【仕事紹介】建築

財務部財政課　平野　岩樹

（平成29年度採用、北上市出身）

私のある一日のスケジュール

Q．所属部署の業務はどのような内容ですか？　また、あなたは現在どのような仕事をしていますか？
A．財政課には財政係、管財係、資産計画係、営繕係の4つの係があります。私が所属する営繕係では、学校や図書館、スポーツ施設などの公共建築物における新築・改修・解体工事等の設計・監理を行っています。
規模の大きい工事の場合は外部の設計事務所に設計・監理を業務委託し、施設を管理する部署と設計事務所の橋渡し的な役割も担います。

Q．技術職ならではのやりがいはどんなところですか？
A．シンプルですが担当した工事で褒められたり、感謝の言葉を頂いたり、誰かがそれを利用している姿をみるとやりがいを感じます。一方で印象に残っている仕事は「もっとこうすればよかった」と感じた工事です。なるべくそうならないよう分からないことは聞きまくって仕事を進めています。

Q．北上市役所を志望した理由は何ですか？
A．理由は2つあります。一つは生まれ育った街だったから、もう一つは業界未経験でも応募が可能だったからです。特に後者については、私は中途採用で34歳の時に北上市役所に入りましたが、即戦力が求められる中途採用でも一から経験を積むことが出来る環境だったことは非常に魅力的でした。

Q．北上市役所の「こんなところが好き！」
A．いわゆる「お役所」的な堅さがほとんど感じられないことが好きです。私の前職は民間企業でしたが、そちらの方が堅いと感じられるくらいです。気兼ねなく様々な職員に相談することが出来る北上市役所は非常に仕事がしやすい環境だと思います。

Q．仕事以外にはまっていることはありますか？
A．もはや仕事の延長ですが建築物探訪が趣味です。特に神社・寺社・教会建築は最高です。サグラダファミリアでは教会に入って5秒で泣き、パルテノン神殿ではその当時に思いを馳せ、アンコールワットではその規模にワクワクが止まりませんでした。国内では私の宝物である木製蛇腹御朱印帳を片手に各地の一宮巡りをしています。

Q．仕事とプライベートをどのように両立していますか？
A．現在は仕事：プライベートは7対3くらいの配分です。妻も仕事をしていますので、妻には迷惑をかけていると思います。一方で土日は全くと言ってよいほど仕事はしていませんので、土日でバランスを保とうとしています。バランスが傾いているのは私の経験不足によるものもありますので、日々効率を上げるために努力しています。

Q．新人時代の思い出を教えてください！
A．34歳で新人でしたので、とにかく必死に仕事をしました。分からないことは恥ずかしがらず周りの人に聞き、歳相応の仕事が出来るように努力しました。ちなみに私は高所恐怖症なのですが、新人時代にスポーツ施設の照明塔の工事があり、照明塔に上がった時の恐怖は今でも忘れることはできません。他の職員では絶対経験できないことがこの仕事では体験できます。

Q．北上市はどんな街ですか？
A．私は大学卒業後の11年間東京の民間企業に勤めてUターンで北上市に戻りました。北上市街地はコンパクトに様々なお店があり、Uターン後1年間はクルマも持たずに生活することが出来ました。横浜出身の妻も北上市は住みやすいと素直に言ってくれています。東京に暮らしていたときには「東京は便利だから抜け出したくない」と思っていましたが、インターネットが進化しているこの時代、その考えは間違っていたんだなと住んでみて気が付きました。

Q．北上市職員を目指す皆さんにメッセージをお願いします！
A．34歳、建築業界未経験で働き始めた私でも何とかなっています。恐れず、自分を信じて是非北上市役所に来てください。それではこちらを拝見してくださった皆さんに最後に一言。

「時は来た！それだけだ」

注意 掲載の内容は、令和3年2月現在のものです。