平常時からの防災・減災対策に関する協定を締結(2023年8月23日)

平常時からの防災・減災対策に関する協定を締結
平常時からの協力体制を築くことが盛り込まれるのは初めて
避難所開設・運営時の訓練を共に行った

市とガス製造・供給業者の北良は8月23日、防災・減災対策に関する包括連携協定を締結しました。災害協定で、災害時だけでなく平常時からの協力体制を築くことが盛り込まれるのは初めて。避難所開設・運営時の訓練を共に行い、在宅患者ら配慮が必要な人への対応経験を積むことや衛生環境面の強化のほか、被災地への支援を連携して行います。また、災害時には避難所に同社のガス発電機などを貸し出します。

同社は、東日本大震災時や全国各地の被災地に赴いて避難所での衛生環境を支えてきた経験から、電気・ガス・水道を備えた移動式のコンテナハウスを開発するなど、災害弱者でも安心して避難できるよう尽力しています。笠井健代表取締役社長は「在宅患者や小児患者は避難を遠慮したり、避難所のニーズが多様化して担当者の対応が難しかったりする。また、災害も多様化していて、被災の経験がない地域も被災する可能性がある。我々がこれまで培ってきた資機材、ノウハウ、ソフト面を生かして、市民の皆さんと実践しながら、災害に強い地域となるよう継続して取り組みたい」と意気込みを述べました。

翌24日には協定に基づき、地震発生による避難所開設・運営訓練を実施。市の指定福祉避難所である北上市総合福祉センターに、市と同社の担当者が集合し、医療的ケアが必要な要配慮者の受け入れを想定した対応を確認し合いました。

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更新日:2023年09月05日