未来のまちづくりの担い手たちが意見を提案(2020年2月20日)


特別教室「私たちの意見でより住みよい町づくりを」は2月20日、飯豊中学校で行われました。本教室は、生徒が地方自治を自分事として捉えることを目的に、公民の授業の一環として実施。同校の3年生99人が参加し、代表の9人が北上市で生活をする中で感じている意見などを及川義明副市長へ提案しました。
齊藤彰悟さんは「祖母は冬場に自転車に乗れないため移動が大変。電車やバスの本数を多くしてほしい」と提案。意見を受けた及川副市長は、自家用車の普及によってバス利用者が減少したことなど現状に至る背景を説明し、コミュニティバスや乗合タクシーの運行といった公共交通に関する取り組みを紹介しました。
そのほかにも、医療費負担、学校統合、ごみ処理など、さまざまな分野にわたり意見が提案されました。
及川副市長は「市役所や市議会で話すようなレベルの高い意見をいただいた。皆さんがこれからの北上市を作っていく」と期待を寄せました。
中野舞依さんは「治安の再生など、地域の取り組みによって解決できることがあると分かった。多くの人と考えを共有していければ」と今後のまちづくり参加への抱負を話しました。


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更新日:2020年03月04日