震災から10年 被災者に捧げる追悼夢灯り(2021年3月11日)



「東日本大震災3.11追悼夢灯り」は3月11日、常盤台てんぼう公園などで行われました。震災の犠牲者を追悼するとともに、その記憶を継承するために黒沢尻22区有志の会が主催。黒沢尻北小の児童が制作した夢灯り約450個が灯され、同公園に「ついとう3.11」の文字が浮かび上がりました。
サンレック北上で行われた追悼行事では、同会の伊澤邦晃代表が「もう10年。亡くなったたくさんの人に黙祷を捧げたい」とあいさつ。来場者による献花の後、鬼柳鬼剣舞が追悼の念仏と舞を奉納したほか、岡本梨奈さん(上野中2年)が日本一に輝いたフルートの音色を響かせ、犠牲者の冥福と被災地復興を祈りました。
部員30人で会場設営を行った黒沢尻北高校硬式野球部の山田捷人主将(はやと・2年)は「ボランティアとして関わることで、震災について深く考えることができた。経験していない子どもたちなど、後世に長く伝えていきたい」と当時を思い出しながら話しました。
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更新日:2021年03月18日