景観は自治の表現 展勝地景観フォーラム2021(2021年3月13日)

10年先の景観を思い育てることが100年先の風景をつくる
きたかみ景観資産心を癒す永明寺(の晩鐘の認定式が行われ、二子町振興協議会へ認定証が授与されました
早稲田大学理工学術院の後藤春彦教授が国内外の事例を紹介

展勝地景観フォーラム2021は3月13日、日本現代詩歌文学館で行われました。本フォーラムは展勝地100周年記念事業の一環として市が主催。参加者約60人が展勝地エリアの価値を共有し、次世代へ受け継いでいくために必要なことを学びました。

基調講演では、髙橋市長が展勝地造園の主唱者・澤藤幸治氏の活動や思いを紐解き、先人たちの描いたまちづくりのビジョンが現在の産業振興や企業誘致の成果につながっていることを解説しました。
早稲田大学理工学術院の後藤春彦教授は「景観とは、目に見える景色だけではない。地域社会の記憶を後世に伝えていく力がある」と見解を示し、国内外の事例を紹介。
弘前大学大学院地域社会研究科研究科長で北上市景観審議会の北原啓司会長は「北上スタイルのまち育ては展勝地の未来に現れるはず。10年先の景観を思い育てることが100年先の風景をつくる」と景観まちづくりの重要性を訴えました。

また、講演に先立って、きたかみ景観資産「心を癒す永明寺(ようめいじ)の晩鐘」の認定式が行われ、二子町振興協議会へ認定証が授与されました。

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更新日:2021年03月18日