学生金型グランプリのプレス用金型部門で金賞を受賞(2023年6月28日)



第15回学生金型グランプリのプレス用金型部門に出場した、岩手大学大学院総合科学研究科地域創生専攻地域産業コース金型・鋳造プログラム修士2年の学生と関係者らが6月28日、本庁舎を訪問し、八重樫市長に2021年以来4回目の金賞受賞を報告しました。
学生金型グランプリは(一社)日本金型工業会が主催。学生が同じ出題テーマに基づき金型製作を行い、出来栄えや構造などの成果を競います。プレス部門の出題テーマは「ラック用金具」で、同大学は金型の小型化、製品ロスの少なさなどが高い評価を受けました。
市と同大学は、平成13年に相互友好協力協定を締結。金型研究については金型技術研究センター(新技術応用展開部門)を市の寄附によって設置し、同センターの研究成果を地域産業に生かすなど、相互協力を図っています。
出場した川村勇司さん(25歳・花巻市)は「金型を小さくすることを目標としたが、実現させるのが大変だった」、佐々木啓(ひろむ)さん(24歳・大船渡市)は「考案から設計まで貴重な経験をした。組み立てに苦労したが、先生方の協力も得て形にすることかできた」、高井智貴さん(23歳・茨城県ひたちなか市)は「設計などで困難があったが、一生懸命に製作したものが評価されてうれしい。今後は、学んだ技術を生かして、ものづくりに携わっていきたい」とそれぞれ語りました。
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更新日:2023年07月03日