北上市広報活動基本指針

北上市広報活動基本指針は、北上市のまちづくりの方針等を踏まえ、これからの広報活動の在り方を明らかにしたものです。（平成30年2月策定、令和3年4月改定）　
　「市民が誇れるまちを実現するため、戦略的視点を持った「伝わる」情報発信を推進する」ことを運営方針とし、5つの推進方針で広報活動を行います。

【広報活動の推進方針】
1　広報活動にかかる情報収集・分析体制構築
　情報の受け手がどのような情報を必要としているか、発信した内容がどう捉えられているかなど、継続的な自己修正に繋げるデータ収集、分析体制を構築します。

2　広報媒体の質の向上
　今ある共通広報媒体について、その役割等に応じ、受け手の関心や興味を引く情報の出し方やデザイン向上等、質を高める取り組みを継続的に実施します。

3　戦略的な広報活動の推進
　総合戦略や、重要課題など各種重点施策を意識した、メッセージ性のある広報活動を推進するほか、施策横断的プロジェクトについては、各事業情報を統合し一元的かつ効果的な広報活動を推進します。また、障がい者や外国人に配慮した広報活動を推進します。

4　積極的な地域情報の発信
　まちへの愛着と誇りが高まるよう、市民の参画を得ながら地域の良さを積極的に発信するとともに、地域情報を入手できるプラットホームを構築し運用します。

5　組織及び職員の広報力の向上
　職員一人一人が広報担当として、広報活動に必要な最低限の知識と技術を身に付けるための取り組みを実施します。また、広報活動全般に専門家にも関わっていただきながら、広報活動の庁内マネジメント体制を確立し、着実な運用を図ります。

【広報活動において発信する情報】
　広報活動では、次の3つの情報について、市内外に発信していきます。
1「行政情報」（主な発信対象：市民、来訪者）
　・行政の広報活動の根幹となる政策、施策及びこれらに関する関連情報
　・国民、県民、市民としての権利、義務等に関する関連情報
　・市政の課題の解決等に向けて市民の参画を促したい情報
2「危機管理情報」（主な発信対象：市民、来訪者）
　・緊急時に、市民の生命、安全、権利保護等のために発信する情報
　・地域や行政への信頼を確保するために、公表することが必要な情報
3「地域情報」（主な発信対象：市民、来訪者、市外の人）
　・地域の話題、イベント、地域づくり活動など、地域のタイムリーな情報
　・まちの課題の解決等に向けて市民の参画を促したい情報
　・市民、団体、企業等も含めた地域の魅力に関する情報
　・観光、消費等、北上市の活性化につながる地域の情報

（注釈） 「市民」の定義
   市内に住む者、市内で働く者及び学ぶ者並びに市内に事業所を置く事業者及び市内で
まちづくり活動をする団体（北上市自治基本条例第3条第1号）