(続報)コードレス掃除機用非純正のバッテリーパックによる火災事故が多発しています
令和3年11月2日付けで環境省よりコードレス掃除機用非純正のバッテリーパックによる火災事故が多発しているとの連絡がありましたが、12月17日付けで続報がありましたのでお知らせします。
1 当該バッテリーパックの適正処理について
(1)有限会社すみとも商店のバッテリーパックについては、当該事業者が既に倒産しており、リコールによる回収がかなわないとのことです。
ついては、事業活動に伴って生じるものは、産業廃棄物に該当するため、排出事業者において適正に処理をお願いします。
家庭から排出されるものは、乾電池やリチウムイオン電池と同様に、燃えないごみの日に緑色の手数料袋とは別袋で当該バッテリーパックを出してください。
(2)ロワ・ジャパン有限会社のバッテリーパックについては、リコールにより同社が回収対応するので、同社の案内に従ってください。
ロワ・ジャパン有限会社のホームページ
https://www.rowa.co.jp/pages/dc62-notify
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2 使用者による事前放電の徹底について
経済産業省、輸入事業者及び独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)によれば、当該製品は、事前放電していない場合、充放電をしていない保管状態であっても発火リスクがあるとされています。
したがって、当該製品の廃棄物処理(ごみ集積所等への排出を含む。)にあたっては、バッテリーパックを安全な状態にし、発火による火災事故等を防止するため、当該製品を廃棄物として排出する段階までに、次のいずれかの放電方法により、使用者による事前放電の徹底をお願いします。
(1)掃除機を作動させることで、バッテリーパックを使い切る放電方法。
(2)バッテリーパックを塩水につける放電方法(濃度3%程度で4日間程度)。
※1 放電方法の詳細については、経済産業省プレスリリースを参考としてください。
※2 一度放電したバッテリーパックは、再充電して使用しないでください。
※3 放電が完了すれば、製品保管上または廃棄物処理上(収集運搬、破砕、焼却、埋め立て等の処分等)において、当該バッテリーパックは発火に至らないことが確認されています。
≪以下、当初通知記事≫
令和3年11月2日付けで環境省よりコードレス掃除機用非純正のバッテリーパックによる火災事故が多発しているとの連絡がありました。
有限会社すみとも商会、ロワ・ジャパン有限会社が輸入した、ダイソン株式会社のコードレス掃除機に取り付けできる非純正のバッテリーパックから出火したとみられる火災事故が多発しており、充放電をしていない保管状態であっても、発火リスクがある大変危険な製品であることが判明しました。
現在、輸入事業者による当該製品のリコール対応等が進められているとともに、当該製品の適切な処理方法等については、経済産業省、輸入事業者及び独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)で検討を行っているところです。
しかしながら、現時点では当該製品の適切な処理方法等が決定しておらず、処理方法等が決定するまでは、各ユーザーにおいて当該製品を金属製の容器等に入れ、可燃物から遠ざけて安全に保管するようお願いします。
(参考)
経済産業省ホームページ(当該製品に関する情報)
https://www.meti.go.jp/press/2021/10/20211029005/20211029005.html
環境省ホームページ(リチウムイオン電池等に関する情報)
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更新日:2022年01月05日