令和2年度に実施した市内の清掃活動をご紹介します!
近年、海洋プラスチック汚染が深刻な環境問題になっています。海洋プラスチックごみは海洋生物にからみつく等その生態系を壊す恐れがあるほか、海洋生物が誤って食べてしまうこともあり、その魚介類を食べる私たち人間にも影響があります。
海洋プラスチック汚染の原因のひとつがポイ捨てです。
当市では令和2年度から、使い捨てプラスチックごみの削減を重要課題とし、その対策に取り組んでいます。広報等の情報媒体での周知や呼びかけを行っているほか、令和2年7月からのレジ袋有料化に合わせマイバッグキャンペーンなども実施しています。
また、プラスチックごみを海に流出させないためには、ポイ捨てされたごみの確実な回収が求められます。このページでは、令和2年度に市内で行われた、清掃活動について紹介します。
不法投棄監視パトロール
北上市公衆衛生組合連合会にて、通年にわたり、パトロールおよび不法投棄物の回収を行っています。主に山間部、河川沿いで活動を行い、不法投棄物の回収量は例年3トンにも及びます。

発見された不法投棄物

更木地区での活動の様子
和賀川の清流を守る会 クリーン活動
和賀川の清流を守る会と岩手県建設業協会北上支部の共催で、令和2年10月28日、和賀川河川沿い(グリーンパーク周辺)のクリーン活動を実施しました。ペットボトルなど含め約500キログラムを回収しました。
クリーン活動の様子1
クリーン活動の様子2
回収された大型ごみ
二子地区 大堰川の生き物調査
7月26日、二子地区にて、第9回目の「大堰川の生き物調査」が開催され、多くの二子地区住民が参加されました。川に生息する生き物の調査だけでなく、川とそこに棲む生き物を守るため清掃活動も実施されました。

清掃活動の様子

生き物調査の様子
最後に
海洋プラスチックごみの約8割が、陸上で発生すると言われています。ポイ捨てされたものが河川を流れ、やがて海に行き着くためです。海のない当市でも他人事ではありません。ポイ捨ての防止、使い捨てプラスチックごみの削減に努めましょう。
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更新日:2021年03月10日