アウトドアレジャーのときは ─河川事故に注意!─

自然の中でキャンプを楽しむ人が増えてきています。家族で計画していた夏休みのキャンプ。しかし、気象条件が悪化・・。
「台風ではなく、低気圧だから」、「警報ではなく、注意報だから」「子どもも楽しんでいるし、せっかくの休暇だから」大丈夫、事故は起きない。という考え(油断)は危険です。
悪天候時の中では、ふだんは想像できない危険でいっぱいです。夏休みの楽しい思い出を悲しい思い出にしないためにも勇気を持って中止を決断することも必要です。

野外キャンプを楽しむために

  • 出発前や現地での気象情報は、必ずチェックしましょう。
  • 雷がなったり、雨が降り始めたら、また、サイレンなどの警報が聞こえたら、急いで安全な場所に避難する。
  • テントは川や海から離れた高い場所に設置。河川の中州やがけ下は厳禁。
  • 市町村、消防、警察の指示(退去勧告等)に従う。

 

<河川事故の事例>
1999年8月、神奈川県山北町の玄倉川で、熱帯低気圧に伴う大量の雨が川の上流部に降ったため、下流でキャンプをしていた18人を濁流が襲い、13人が亡くなる事故が起きています。
気象条件の悪化のほか、大きな悲劇となった要因として、危険な中洲にテントを張っていたこと、県職員や警察からの再三の退去勧告に従わなかったことがあげられます。
野外キャンプをする場合は、急変する自然の怖さを十分に認識するとともに、上記「楽しむために」の項目を参考に、安全なアウトドアレジャーを。

この記事に関するお問い合わせ先

危機管理課 消防係

〒024-0083
岩手県北上市柳原町2-3-6
電話番号:0197-72-8305
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更新日:2019年02月28日